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スレッドNo.205

(No subject)

アンプの電源を入れた直後は特にもやもやした低音で逆相ぽく感じます、電源を入れて6時間程経つとなぜか逆相感が薄れます、耳が慣れた気のせいなのでしょうか、又spの振りはどんな関係なのでしょか、振る角度で逆相感が強く感じる時もあります、何故か日によって違う様に思うのですが。

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> アンプの電源を入れた直後は特にもやもやした低音で逆相ぽく感じます。
■ 普段生活している部屋に比べオーディオルームがデッドであると、例えアンプの電源が以前からONになっていたとしても、音楽の聴き始めは逆位相感を伴うものです。特に均質な吸音材で特定の周波数が抜けてしまうような場合、逆位相感が顕著になります。

吸音するには色々な材用をミックスして使うのが正しい方法です。カーテンを均一に敷き詰めるのはぜひ止めてください。フラッターエコーの処理のためにカーテンが吊られるのは致し方ないのですが、高音域をランダムに反射するものを追加して、部屋の中の残響エネルギーの音域バランスを整えてください。逆位相を感じる時間が短くなると思います。

音をピックアップする人間の耳は、空気振動を電気信号に変換する機械であり、感性の領域の音楽信号として感知するのは脳の役目なのです。脳が予測していないエネルギーバランスは感覚量に直すと違和感=位相歪みと同じ認識になるのだと思われます

> 耳が慣れた気のせいなのでしょうか
■ 私がレコーディングエンジニアを職業にしていたときのことですが、仕事の終了時間が不規則なため、車でスタジオに通っていました。レコーディング前の車の運転をしているとき、ある程度の音量(アマチュアの感覚では相当の音量)で音楽を聴きながらスタジオに入いると、いきなりモニタースピーカーの音を聴いたとき、楽器の音は分離して聴こえます、しかし耳(脳)慣らしをせずにスタジオに入ると、暫くの間仕事になりません。耳を慣らすのではなく、脳を慣らすと言ったら良いでしょうか。

> 振る角度で逆相感が強く感じる時もあります、何故か日によって違う様に思うのですが
■ ルームチューニング、機器、ケーブルのバランスが良すぎるとき、言い方を換えると、一般にルームチューニングの可能性が大きいのですが、音を悪くする原因の元を断たずに、他の物による打消し効果で音作りをしたとき、その日の気分によりバランスや逆位相感が変動します。

okutakaさんの事例では、壁や床がかなり鳴るようですから、中高音のランダム反射を更に増やして低・中・高音域のエネルギーバランスを整えると感覚的な音が安定すると思われます。以下他のスレッドからの転載です。

「 超低音領域の振動ですから既設の場合振動を制御する手立てはありません。中〜高音域の反射音を増やすことで等価的に低音域の解像度と定位を改善する方法が効果を顕わします。

中高音を反射させる目的で面の大きな反射物を置くとミッドバスがだぶつくので、面が独立した小さな反射物の集合体が最適です。

凸凹があっても凸凹が連続した平面に配置された場合、波長の長い低音には平面として動作してしまうため、LVやFWパネルのような不連続な溝が必要です。

パネル自身が振動してミッドバスの輻射音を再放射するものも避けなくてはなりません。」

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