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スレッドNo.708

Q & A

チューニング板の中にステンレス板があるようですが、これは、どのような意図でくみこまれているのですか?低音に負けない重量と強度を板に与える為でしょうか?

また、フェルトは、ステンレスよりスピーカー側にサンドしてあるのでしょうか?反射が強くなりすぎないかなと、ちょっと素人ながら心配で、ご質問させていただきました。

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ステンレス補強材は100Hz以下のパネル曲がりを低減するためのものです。下記ページの最後にLVパネルの特性グラフ(吸音特性と発音特性の合成特性)があります。
http://www.salogic.com/How-to-Use-LvSvGallery.html

吸音特性と発音特性を分離して測定することができないので、グラフの特性がLVパネルの吸音特性のように見えがちですが、100Hz以上は吸音特性。100Hz以下は発音特性を表します。LVパネル開発の当初、私も100Hz以下も含めて吸音特性と誤認識しておりました。

100Hz以上の吸音特性によるブーミング解消効果が高いので、100Hz以下の発音特性は目立ちませんが、できれば無しが理想特性です。

下記ページの真ん中くらいにSV(SVEも同じ)パネルの吸音特性のグラフがあります。
http://www.salogic.com/Cheerfulness/Cheerfulness.html

ステンレスで前後方向への動きを制限した結果、100Hz以下の発音が消えたSVパネルの吸音特性です。

パネルを正面から見たときの前後方向への振動制御ですから、ステンレスの平面は左右向きで、パネル前方への反射はありません。

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