第一回口頭弁論のご報告
Matrix-Kitで建築中のドルビーアトモス仕様のレコーディングスタジオが完成まじかで兎に角忙しい。私より1世代若い現役のレコーディングエンジニアとコラボして東京の音楽録音スタジオを改装しています。
当社の東京のデモルームでもあり、スタジオの音響調整で使うSVパネルや定在波パネルの実験室でもあります。
ストックしてあるパネル類は関東周辺のスタジオへの貸し出しに使っているので、集荷と返却ができればオーディオの用途にも貸出可能です。
このスタジオは二年がかりのトライアンドエラーでやっと完成した新製品の MatrixTrap で低音域の定在波を徹底吸音したスタジオで、定在波が原因の低域の伝送特性のディップがフラットになります。
なのでおバカの弁護士の相手をする時間なぞありませんが、一先ず第一回目口頭弁論のご報告です。
裁判官から一言だけ質問をいただきました。 「この裁判に音響に関する知識が必要ですか」 「不要です」 とお答えしました。商品を購入しその代金を弁護士の肩書で脅して免れようと企てることに対する告訴ですから。
当日の第一番目の審議であったので、早い時間に原告席に着くことができ、原告席からの景色は十分堪能しました(15分くらい)。落ち着いているつもりでしたが、裁判官は威厳がありますね、裁判官が入廷されたとたん一瞬空気が張りつめて全員が起立一礼、緊張が走ってどきどきしました、原告なのにね。
口頭弁論は正味2分程度であったと思います。あっけなく無事閉廷しました。
おバカの弁護士に唐突に弁護を依頼されたのでしょう、おバカの弁護士の代理人が提出した答弁書の中身は空っぽなので、実質的な初回口頭弁論は来年一月です。
ところで公判中の法廷の傍聴は本当に自由なんですね、誰でも入れるんですね、傍聴席に何人も人がいましたし、公判中の出入りも自由なようです。
2020年10月18日(旧掲示板からのコピーです)