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スレッドNo.825

Matrix Kit / マトリックス・キットによる音楽スタジオの作り方

音楽制作をする部屋の理想の音響特性は、

1.伝送特性フラット
2.残響時間の周波数特性は下記グラフの形状。そして最も重要なポイントが150〜200Hzの残響時間が100/500Hzより短いことです。

オーディオルームより高域上昇を強くしておきましょう、音楽制作に必須の伝送特性フラットが達成できてから取り掛かる、音の好みや音の肌感覚の調整可能範囲が広がります。

このスタジオは12.5畳です。音楽鑑賞に使うオーディオルームであれば最適残響時間は0.5秒くらい(500Hz)で、グラフの形が赤のラインに近ければ半分の0.25秒くらいまでが実用範囲です。

スタジオの最適残響時間はオーディオルームの半分くらいなので0.25秒を目標に調整を行います。オーディオルームもスタジオも、残虚時間を短めにする場合は高音域の上昇必須です。

2020年11月13日(旧掲示板からのコピーです)

引用して返信編集・削除(編集済: 2021年09月12日 16:09)

伝送特性フラットの邪魔をするのが位相干渉と定在波。

位相干渉による凸凹は、床・壁・天井からの一次反射音が主な原因なので、スピーカーから床までの距離、後ろの壁までの距離、左右の壁までの距離をバラすなどの対策で調整が可能です。

一方定在波による伝送特性の凸凹を減らすには、部屋の外に低音を漏らしてしまう手がありますが、外部騒音がスタジオ内に侵入するので、音漏らしはスタジオでは採用不可能な方法です。

マトリックスキットでは、Standing Wave Trap/定在波トラップを壁や天井にはめ込んで定在波を根源から遮断します。

2020年11月13日(旧掲示板からのコピーです)

引用して返信編集・削除(編集済: 2021年09月12日 16:10)

残響時間の測定結果には、壁面などの反射率で決まる真の残響音と、柱振動や壁振動が作り出す振動音が混ざっています。

マトリックスキットでは、頑丈な躯体が柱振動を極小に抑え、定在波止めのトラップが振動止めの役もこなし、150Hz前後の過剰な残響音も吸音します。

2020年11月13日(旧掲示板からのコピーです)

引用して返信編集・削除(編集済: 2021年09月12日 16:11)

位相干渉を調整で追い込むと、下のグラフが上のグラフのように激変します。

2020年11月13日(旧掲示板からのコピーです)

引用して返信編集・削除(編集済: 2021年09月12日 16:11)

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