ゲネプロでホールの音を聴く
ゲネプロはホールの音を隅々まで聴くことができるまたとないチャンスです。ポップス系のプログラムはPAを使うのでいつでも同じとはなりませんが、クラシックのコンサートホールはプログラムが変わっても同じ音場です。
客席の位置を転々と変えて歩き回り、自分好みの席をいくつか見つけておくとコンサートチケットを買うときにとても参考になります。
レコーディングエンジニアを卒業してから久しいので、今回は超久しぶりのゲネプロ参観でした。小田さんとのトークはオフコースのアルバム制作のころ以来なので、そろそろ半世紀かな? と思ってディスコグラフィ―を覗いてみたら
https://www.discogs.com/ja/artist/510263-Kenji-Murata?page=1
本当に半世紀寸前でした。
クラシックのコンサートホールの場合、ピアノの調律が続いていたら絶好のチャンスです。すぐに着席せずにホールの中を歩き回りましょう、自分好みのポイントをいくつか見つけておくと、チケットを買うときにベストの席が選べます。
先日行った大賀ホールでバイオリンソロを鑑賞するのであれば、僕のベストポジションは2階席のX1です。オーディオマニア系のクラシックファンであれば一聴でその理由が分かると思います。このホールは、自身でも楽器を演奏する観客と、鑑賞オンリーの観客で、好みの席が分かれるに違いないユニークな音場のホールです。