トライフィンとシングルフィン
トライフィンのボードは基本的にボードを動かすことを目的として作られているためロッカーがありボードが細く、重量が軽く、ボトムにはコンケー ブ~Vボトムが施されています。
そのためボードは不安定ですが波のサイズやパワーがあったりアップスを繰り返すことによって加速し、それによって ボードを安定させたり次の動作に移るコントロール性を引き出したります。
シングルフィンのボードは反対にボードのロッカーが少なめで重量感があります。
ボトム形状やボードの幅はブランドやモデル次第になりますが、シー コングでお勧めさせていただいているボードはボトムがフラットのタイプが多くなります。
それによってテイクオフが非常に速く、そしてテイクオフ後 はボードが自然に加速します。
ボードの最大幅の部分に立って膝下でレールを入れるようにするとさらにその加速は増します。ボードが自然に加速する のでボードは安定します。スピードのついた自転車で両手を離しても運転でき、体を少し傾ければ自転車がカーブするように、安定感とコントロール性 を自動的に引き出すことができます。
もちろんハワイアンのように大きい波で直角に当て込むリップを目指すならトライフィンのほうがベストですが、残念ながらそのような波はいつもある わけでなく、また技術の向上、技量が必要です。
多くのお客様が同じようにご心配されますが、ご購入後は「思った以上によく動く」とおっしゃっていただけます。また1日に乗れる波の本数も圧倒的 に多くなると思います。
ショートボードのようにボードを縦方向に動かしたいなら、同じシングルフィンでもハーバーのバナナ(9.4ft)、サンオー (9.4ft)、マーリン(9.4ft~9.6ft)のようにテールよりのレールにエッジが施されているものをお勧めします。
現在カリフォルニアではそのようにレールがダウンレールやエッジがあるボードは主流ではないのですが、これは好みの問題なのでどちらを選ばれても ご満足いただけると思います。
http://www.seakong.com/ckong/long/long.htm
投稿日:2012年 1月 6日(金)10時17分33秒