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スレッドNo.359

サーファビリーとダノーの違いについて

ダノー(ジャレッドメル)かサーファビリー(ジャレッドメル)で迷ってます。
(サーフィン歴は10年以上で湘南が中心です)
お忙しいところ申し訳ありませんが各板の違いを教えて頂けますか?

投稿日:2020年 5月 6日(水)18時01分27秒

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このたびはお問い合わせいただきまことにありがとうございます。
サーファビリーのジャレッドメルモデルはダノーのジャレッドメルモデルをチューニングしたモデルとなりますので、コンセプトは変わらずにジャレッドメルのような“スイング”カットバックとノーズライディングを楽しめるボードです。

まずは下記にて、ボードの説明をさせていただきます。


・サーファビリー ジャレッドメル

ピッグ系のアウトラインを持ち、最大幅はなんと23インチを超えます。それによって波の力をテール側で余すところなく吸収するため、異常に速いテイクオフが可能です。
そしてもう一つの大きな特徴は“極端なアップレール”です。
デッキ面はほぼ平ら、ボトムの両サイドがお椀のようにシェープされています。
この“極端なアップレール”はジャレッドのライディングの特徴である、スイングを超簡単にできるようにするためにシェープされています。
テールを中心にボードをスイングさせてもレールが決して引っかかることはありません。
ストレッチ気味なノーズのアウトラインと薄く施されたノーズコンケーブにより、ピッグ形状ながらノーズライディング性能にも優れていて、ノーズに行って戻って大きくボードをスイングし、またノーズに向かうことを繰り返し、現在の世界のロングボードシーンのマニューバーを一般の方でも簡単にできるようにしたイージーモデルです。


・ダノー ジャレッドメルPRO

超重量級ボードが魅力のひとつでもあるダノーのラインナップですが、『ジャレッドメルPROモデル』は、デッキが4オンス+8オンス、ボトムが8オンスと軽量化されています。
ちなみに前身のジャレッドメルモデルはオール8オンスです。
軽量化されているといってもフォームは高圧縮フォームを使用していますので、標準的なシングルフィンログの9㎏前後の重量があります。
クラシックタイプのロングボードよりも比較的薄めのレール形状(60/40でややアップレール)でスピード性と取り回しの良さが特徴です。
適度な重量はボードの推進力を増し、常にボードを安定させた状態にするのでジャレッドのようなウォーキングやトリッキーな動作ができます。
直線的なアウトライン、テール部分に施されたくぼみ(デッキコンケーブ)とテールキックの組み合わせで、ノーズライディング時にテールのホールド感が高まり、また、ボトムの大きいノーズコンケーブでジャレッドのようなトリッキーでティップタイムの長いノーズライディングを引き出します。

次に性能面を比較してみました。

◎テイクオフ
DANO_JM < SAB_JM

◎コントロール
DANO_JM = SAB_JM

◎トリム&グライド
SAB_JM < DANO_JM

◎ノーズライディング
SAB_JM = DANO_JM


どちらのボードも湘南で実際ご使用いただいているお客様からも評判が良く、以前、ダノーのジャレッドメルモデルを愛用していた方がサーファビリーに乗り替えるというケースも多くございます。
重量はそこまで違いはありませんが、ボリュームのあるアップレールにより、サーファビリーのジャレッドメルのほうが、軽いフィーリングで浮遊感があります。
パドルの漕ぎ出しもサーファビリーのほうが早く感じると思います。
個人的には、小波の湘南でサーフィンすることが多い場合は、テイクオフ性能が勝るサーファビリーのジャレッドメルをおすすめいたします。


簡単ではございますが、他にご不明な点がございましたらお気軽にご連絡ください。
なにとぞよろしくお願いいたします。


シーコング東京江戸川店
渡辺

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