NO WAR!憲法変えるな!5・19国会正門前大行動
高市改憲への危機感を持つ多くの市民が、3月から各地で反対集会を開いている。19日夕刻に行われた総がかり行動実行委員会主催の集まりでも、老若男女問わず国会正門前から図書館前までペンライトを持った人々に埋め尽くされた。主催者や関連団体、国会議員の挨拶や活動アピールの他、一般市民の発言も積極的に取り入れている。今回、沖縄の渡嘉敷から参加された西嶺さんの有事に備えた島外避難の訴えが強く印象に残ったので、その概略を紹介します。
ジュネーブ諸条約では住民のいる場所で戦争を行わないことが定められています。日本政府が避難を進めるのは「住民をどかして戦争を可能にするためではないか」と考えられます。そして、いったん避難して島が戦場になれば、島に戻れなくなる可能性が高く、これは単なる避難ではなく「強制疎開」に他なりません。また、「避難は強制ではない」と言いながら、ライフライン停止が示唆されることは事実上の強制であり、憲法25条の「健康で文化的な最低限度の生活」や、憲法22条の「住み続ける自由」が脅かされることになります。その上で、必要なのは憲法改正ではなく、政府に憲法を守らせることです。
さらに、島々には独自の言葉、歌、織物など固有の文化があり、人々はそれを次世代へ受け継ごうとして生きています。福島原発事故による故郷喪失においても、「ただ生きていればいいわけではない」、故郷を守りたいという切実な思いがあります。
最後に、重税時代に権力へ抵抗した女性を歌った宮古島の民謡「イスーミのアコウ木」を紹介し、「島に根を下ろして生き続けたい」という現在にも通じるメッセージを伝えました。そして、今後も歌や語りを通して、この問題を訴えていきたいと締めくくりました。また、主催者の発表によるとこの日の参加者は1万人とのことです。