手軽な観測&観望用のRFT
観測には8cmや8.5cmのアポ屈折を使う事が多いのですが、それなりに準備をしないといけないので、短時間で手軽に観測したい時にはSVBONY社のフィールドスコープ(SV406P)を使っていました。ただ、付属のズームアイピースだと、最低倍率の20倍の時の実視界が2度しかなく、観測にも観望にも向いて居ないので、アイピースをUF18mmに変えたのがこの機材です。倍率は24倍、実視界2.7度となり、8等台後半の星まで見えるので便利になりました。もう少し倍率が欲しい時には、同じくSVBONY社のUF10mmにすると、倍率が43倍、実視界が1.4度ほどになり、RFTとしても機能します。ただし、45度の接眼部なので、高度が45度を超えると観望が苦しくなるのが欠点でしょうか。なお、導入用として5cmの正立ファインダーをアリガタプレートに同架して使っています。