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スレッドNo.1061

顕微鏡用接眼レンズ

先日、横浜の知人から顕微鏡用の接眼レンズを頂きました。一見、天体望遠鏡とは無関係の様に思われますが、これが意外にも使えるのです。頂いた接眼レンズには「OLYMPUS Japan」との刻印があり日本製の様です。また本体には

WHN 10X/22 (メガネの絵)

の印字がありました。10Xは、倍率が10倍の事で、次の22は視野径(単位:ミリ、視野絞りの径と思われます)をメガネの絵はメガネ対応、つまりハイアイポイントを表しているようです。肝心の焦点距離ですが、顕微鏡用接眼レンズの焦点距離は、250mmを倍率で割ることで得られるらしく、この接眼レンズの焦点距離は25mmとなりました。実際、PO24mmと比較すると、25mm相当でした。ただ、レンズの太さが30mmなので白いテープで太さを調整してあります。

この接眼レンズは視野が平坦で、望遠鏡で遠くのマンションのタイルの線を見ると、周辺までほぼまっすぐになっており、実によく見えました。レンズ構成は、レーザーポインターの反射を見るとケルナータイプの様に思えるのですが、詳細は不明です。ネットで調べると、顕微鏡用の接眼レンズを望遠鏡で使っている人もおられるようで、その方も視野の平坦さを指摘しておられました。中古の有名メーカーの顕微鏡用接眼レンズは意外に天文用としても優れているのかも知れません。なお、私が頂いたレンズには、OLYMPUS企画の「UIS 2」という印字がありましたが、これはOLYMPUSが使っている特殊なコーティングを表すものらしいです。

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