天文台まつり報告
2月3~4日の土日は、恒例の天文台まつりがありました。3日は、9名で4台の望遠鏡を並べ、お客さんを待ちました。しかし、朝から小雪がちらつく天気で太陽観望会開催が危ぶまれましたが、10時半すぎると雲の隙間が広がり始め、隙間からの観望ができるようになりました。午後になってさらに隙間も広がり、1日で70人ほどの家族連れや個人の皆さんに楽しんでいただきました。午後の途中から私は用事で帰宅しました。夜の観望会は大変にぎわって70名ほどが観望されたと聞いております。折しも天高く木星が光り、プレアデス星団やオリオン星雲、飛び入りのISS通過も見られたそうです。
4日は天気に恵まれ、太陽黒点を一日中ご覧いただくことができました。8人で5台の望遠鏡などを使い、120名ほどのお客さんにご覧いただきました。初めて太陽黒点をご覧になる方が多くて、「これが太陽か?黒点がいっぱいありますね。」などの感想をたくさんいただきました。
今年は昨年入ったばかりの新会員の活躍が目につき、小学生の男の子はI氏のスペクトル観察や電子観望望遠鏡を使いこなして子ども博士のようでした。また、A氏はやる気満々でK氏に託されたマコちゃん望遠鏡(Hα太陽望遠鏡)の操作に挑戦し、立ち寄るお客さんに堂々と黒点やプロミネンスの解説をしておりました。また、東京から遊びに来てくれたMさんもまつりを堪能されました。
同好会の仲間の協力があり、天気にも恵まれ、新人会員の底力もあり、楽しい観望会になりました。