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スレッドNo.647

結露対策(になるかも・・)

外気温が下がると、観望環境によっては鏡筒や対物レンズに結露が生じます。対物レンズにはレンズヒーターを使うという方法が一般的ですが、鏡筒自体の放射冷却を低減することも有効なようで、鏡筒に金属の薄膜で鏡筒を覆ってしまう方法をやってみました。この金属薄膜密着法は、会員のFさんが反射鏡筒での党内気流防止でも使っています。

鏡筒に接着してしまうのはいやなので、きっちり巻きつけただけです。使ったのはダイソーで売っていた「流し台防虫シート」。ポリエチレンの薄いシートにアルミ箔が接着されている構造です。鏡筒は中古で入手したSVBONYのSV503-80ED。1時間ほど気温4度の屋外で使ったのですが、巻きつけた部分は巻きつけていない接眼部よりも冷たくなかったので、放射冷却は低減していると思われます(単なる保温かも?)。

なお、寒い戸外から暖かい室内に持ち込んだ時の対物レンズの結露防止には、以前投稿した「サランラップでフード先端をカバーしておく」方法(100倍程度なら星像の劣化は気にならず)が一番効果がありました。室内持ち込み後、接眼部とファインダーは結露しましたが、対物レンズは結露なし。ただ、室内持ち込み後は鏡筒が十分室温に馴染むまで、接眼部は開放せずラップは付けたままにした方が良いです。
*防虫シートには、有機系抗菌・防カビ剤、害虫忌避剤が含まれていますので、使用は自己責任で。鏡筒の保管時には逆に有効かも??*

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補足ですが、あくまで100倍以下での星雲星団観望での場合です。惑星や月面など高輝度の天体では、おそらくゴーストが気になると思いますので、あしからず。遠征などで湿度が気になる場合などに試してみて下さい。

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