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スレッドNo.143

私の近況報告

みなさま、お久しぶりです

先ずはKANさんが、順調に回復されているご様子、
何よりとおもい、安心しました

私はといえば、パソコンが壊れていまい、新しくしたのですが
操作がよくわからないので、結局サポートを依頼しました
毎日の生活は、手許不如意、赤貧洗うがごとし、なのですが
相変わらず無駄遣いのオーディオ人生です

今回は次の3点を改善しました
① プリアンプの真空管を新品にする
② ピンケーブルを替えてみる
③ 少しましなサブウーファーの導入

① ですが、しばらく前からタンノイに元気がないような
鳴り方をするようになりました、ご機嫌の悪い日が続くことが
多いようにおもわれたので、真空管を新品に替えてみました
私のプリアンプはマランツ7のレプリカですから、使用真空管は
ecc83が6本です、愛用しているのはメーカーJJのecc803sですが
これはテレフンケンの復刻版だそうです、プリアンプも真空管も
復刻版で満足しています(笑)
もう10年ちかく使用しましたから、交換の時期だったのかもしれま
せんが元の鳴り方に戻りました

② ですが、レコードの音は良いのですが、CDの音がもう少しなんと
かならないかとプリアンプとCDPを繋ぐピンケーブルを交換しました
物置にベルデンがあったのでこれを使用しました、高価なケーブルではな
く細いブルーのケーブルですが、これもよい結果がでました

③ ですが、いま使用しているサブウーファーがあまりにショボいので
少し本格的にしました、オーディオ店からメールがあって出物があります
とのことで早速見に行くとコンディションが良いのですぐ購入しました
JBLの口径25センチです、JBLとタンノイでは呉越同舟ですが上手く
調和しています(笑)
スーパーツィーターやサブウーファーなど外付けは案外難しいですね
ウチのタンノイは10インチですから、サブウーファーが必要なのですが
効果は低域が目立って豊かになるというものではなく、コントラバス群に
少し重みが出る、その音階が少し明瞭になる程度ですね
 以上音の調整で上手くいった事だけ書きました、
van Ardenさんも随分と再生音が向上されたようですね
FUKUさん、van Ardenさんは真空管アンプを鳴らされて
いますから、私も参考になります

音がランクアップすると、いろいろなCDやレコードを聴きたくなる
ものです、私は音の調整の時、主にエアチェック、つまりNHK-FMの
音でやります、今まであまり聴かなかったものを聴いてみました
クリスティアン・ティーレマンがウィーンフィルを振った、ブルックナー
の7番です、演奏会場はサントリーホールです、これはエアチェックして
ほとんど聴かなかったのですが、予想外の好録音でした
 そんな中で極めつけは、サントリーホールからの生放送でエフゲニ、
スベトラーノフ指揮、NHK交響楽団の演奏でチャイコフスキーの三大バレエ
からの抜粋でした、随分昔に録音したものですが、特にアンコールが素晴らしい
ですね、パドゥドゥ、あの花のワルツのあとに演奏される曲です
 これを聴いていたら、以前KANさんが投稿されていたある指揮者の
話しをおもいだしました、それは「指揮者は、音を混ぜてハーモニーを
作り出そうとするのに、オーディオマニアはそれを分解する方向で聴いている」
というものでした、それから、NHK-FMの番組でも実際にコンサートホールで聴く
演奏はオーディオで再生するように鮮明には聞こえないといっていましたね
オーディオと言うと、とかくオーディオ誌やオーディオ評論家が主体となるのですが、
プロの音楽家は演奏に何を求めているのか、あるいはどういう聴き方をしているのか
というのも重要であるとおもわれるし、傾聴に値しますね
 この音楽家の立場で聴いていたのは五味康祐氏ではなかったかとおもいます
五味氏ほど響きハーモニーをうるさく言った人はいませんでしたね、オーディオ巡礼
を読んだ方でしたらおわかりでしょうが、ヴァイオリニストの鷲見氏宅を訪問して
そこで鳴っていたⅢLZとラックスのSQ38F(プリメインアンプ)を聴いて
絶賛していますね、我が家で聴くオートグラフそっくりだそうです
 勿論スケールや迫力がそっくりなわけがないのですがそっくりとは、響きや
ハーモニーを伴う音場再生に優れていたのではないかと考えます、鷲見氏も
プロの音楽家ですね
 ハーモニーはオーディオにおいて音の厚みなどと副次的に表現されますが
実は最も重要ではないかと考えます、また五味氏がタンノイのSPを離せなくなった
理由に「部屋の空気がコンサートホールのそれにかわる」からだそうです
言いかえれば、再生されるコンサートホールの空気がリスニングルームの空気に
連続しているように聴こえるということだとおもいます、しかもハーモニーの魅力を
堪能できるのはNHK-FMのエアチェックではないかとおもいます、五味氏はエア
チェックに熱心な方でしたね、チューナーは管球のマランツ10B、テープ
レコーダーはプロがスタジオで使用するスチューダーC37を導入するほどの
熱の入れようでしたね、FMの音は高域が伸びていないのに、魅力があるという
ことでしょう、また、オーディオにおいては、高域、低域の伸びというものが絶対
条件ではないようにおもいます、NHK-FMの魅力は自動筆記さんが熟知しておられると
おもいます、私も自動筆記さんと同じで、セルジュ・チェリビダッケがすきなのですが
みなガスタイクザールにおけるライヴ録音です、チェリビダッケエディションは
ワーナークラシックのロゴが印刷されているようですが、元はどうもEMIのようです 
 録音というものに否定的で録音嫌いだったチェリビダッケの演奏からよりハーモニー
の美しさが感じられるのはなぜでしょう、また前述のパドゥドゥはサントリーホールに
 ハーモニーが充溢しているのが感じられます、オーディオの再生においてこれ以上どん
 な魅力があるというのでしょうか

長文失礼しました

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影なびく星さん

 さすがに、長年にわたるオーディオや音楽に関する投稿は、
ベテランの味わいを感じます。素晴らしいものです。
音楽に関する思いのはいった文章は、日頃から音楽を聴いておられて、
オーディオのベテラン文集だと感じました。
また、オーディオに関しても、細やかな音作りは、とても勉強になります。
球の交換、ケーブルの交換の情報ありがとうございます。

特に、FMに関する情熱的な書き込みは、素晴らしいです。
音楽を純粋に愛されている様子が、目に浮かびました。

また、気軽にサブウーファーの導入の様子は、
微笑ましいものがあります。まずは、導入し、使いこなしをしていく。
それも、オーディオのあり方だと思いました。

お元気で、元気の出る投稿に感謝しております。
またのお便りを楽しみにしております。

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