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スレッドNo.182

残暑お見舞い

東海地方沿岸部も脅威の猛暑続き、エアコンをしっかり効かせてオーディオを楽しむ日々、時に後ろめたさを感じながらも楽しんでいます。

KANさん、4か月後の再検査をクリアーされ本当に良かったですね。当方は早いもので1年半が経ちました。3ケ月毎のフォローアップ検査継続中です。有り難いことに無事でおります。
ご紹介のチャーリー・ヘイデンのライブ盤、大変興味あります。当方のCDは「ノクターン」、2000年マイアミのスタジオ録音盤です。
ピアノがキューバ出身のゴンサロ・ルパルカのせいか全体に中南米系の柔らかい雰囲気です。
KANさんが前回紹介された時はそのまま、今回のご紹介で約20年ぶりに聴いてみました。
そのライナーノーツの一節に、『見るとか聴くということを、簡単に考えてはいけない。見ることも聴くことも、考えることと同じように難しい、
努力を要するもの。芸術家が一心腐乱に精魂傾けてキャンバスなり五線譜の上に表現した作品を、ただぼんやりと眺めたりBGMのように聴いているだけでは、そこに込められた真実には触れられない・・・・・』
まさにその通りです。当方、ついつい安易に聞き流してしまうことが多く、至極反省。
「自分の内面を見つめたような演奏」との96年ライブ盤を是非入手したいと思っています。
相棒のピアニストがケニー・バロンとのことですので雰囲気も異なるのでしょうね。

カレン・ソウサ、試聴しました。ジャージーなボイスで妖艶な雰囲気ですね。
当方、最近はカーラ・ヘルムブレヒトの「ビー・クール・ビー・カインド」と「ワン・フォー・マイ・ベイビー」を聴いています。
残念ながらアルバムは2枚のみのようです。

CDP、SA10の情報有難うございました。メカニカルな部分やデジタルの部分で多種多様な方式があるようですね。
CDPを調整されるお姿が目に浮かぶようです。24通りもの選択肢があるというのも羨ましい限りです。
当方のDP-500は出力のバランス/アンバランスの選択肢あるのみです。

QUADのアンプの件では皆様の実体験を含めた詳しいご投稿を拝読しました。タンノイといえばQUADと言われたくらいの定番のひとつ。
当方も一度は憧れたものでした。皆様はそれを実践され流石にタンノイマニアだなと思った次第です。

FUKUさん、300Bアンプのオーバーホールが一日も早く完了しご自宅にご帰還されることを願っています。最初の音出しのソフト選びから始まり、音出し瞬間の緊張感と感動は感無量、楽しみですね。その後はエージングと調整、何物にも代えがたい楽しみではないでしょうか。
代替えQUADアンプ使用時の多岐にわたる調整方法のご紹介同様、今回もそのご様子をご投稿頂ければと存じます。300B など真空管も更新されたのであればどんな真空管を使われたのかもお教えください。楽しみにしております。
尚、重量機器のセッティングですので怪我をなさらぬよう十分お気を付けください。

皆様、まだまだ暑い日が続くようです。熱中症には十分留意しましょう。

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ささやかな音楽シーンへの招待

KANさん、ご返事ありがとうございます。早速2枚のCDを注文しました。到着が楽しみです。

私は、50代で、とても素晴らしいオーディオの先輩方に出会いました。そのおかげで、オートグラフと出会い、そしてカンノ300Bに出会いました。先輩方の導きにより、オートグラフを使い、素敵なオーディオライフを送ることができたことは、とてもありがたいことだと感謝しています。

私は、家庭という最も安らぎを得られる場所でこそ、音楽の楽しみが必要であると考えてオーディオをしてきました。たとえば、ウィーンの音楽シーンを通しで楽しめる人々は、そう多くはいません。しかし、オートグラフならば、私を、部屋にいながらにしてウィーンの音楽シーンへ連れて行き、素敵な音楽を、楽しめるような音場で聴かせるクオリティのある音で聴けるだろうと考えて、オーディオシステムを作り上げてきました。

私は、今回、40年使ってきた300Bのアンプの故障により、私の手持ちのアンプであるQUAD44+405で、オートグラフを鳴らしてきました。しかし、一聴すると音は硬い、しかし、素性は良いが最初の印象でした。それから、この2か月間、集中して、どうしたらうまく鳴るのかを、冷静に考えてきました。

QUADのアンプは、帯域はかまぼこ型である。そこでオートグラフのネットワークのレベル調整をQUADと同じかまぼこ型にしたらどうだろうか。3個あるレベルの左はしの高域を1目盛り下げ、真ん中はフラットのまま、右端の低域も1目盛り下げた。そうすることで、QUADのアンプのかまぼこ型と一致して音作りができるのではないだろうか。これは、瀬川氏がタンノイ使用時にやっていたタンノイの調整法だと、昔のことを、かすかに覚えていました。ただし、弦のひびきや人の声は、もう少し倍音が増してほしかったので、ツィーターK-597のコンデンサーを1.0μFに変更して、良質の高域が増すようにしてみました。

すると、最初の硬い音が、2か月でがらりと変わりました。びっくりです。オートグラフの独特のホールの響きが、戻ってきました。久しぶりのひびきのある音です。鳴りかたが自然になりました。ホールトーンのある音が、オートグラフから聴こえています。チェンバロ、リュートの、優雅な音も再生できました。今までとは、全く別のQUADらしい人工臭さのない音が出現しました。これは、かまぼこ型を目指した調整で、偶然にできた音です。オートグラフの能力にQUADアンプの自然さがプラスされたようです。

今回、QUADへのアンプの交換で、偶然にも、ネットワークとツィーターの2か所の工夫で、音が向上することが体験できました。オーケストラも十分に低域が深いです。箱全体から鳴っており、上品であり、JAZZも演奏者の雰囲気をうまく出しています。チェロの独奏が心地よく鳴っている。自宅でチェロの演奏の雰囲気を味わえます。たとえば、モーツアルトの交響曲での低弦の厚みや、バッハのチェンバロ協奏曲の味わいを楽しめるような音場の再生が可能になりました。

van Ardenさん、お便りありがとうございます。文章を読ましていただき、van Ardenさんの的を得たアドバイスと、お互いを尊重していく、やさしい気持ちに、いつもほっとしております。じっくりと整った機器の選択、絶え間ない研究心には、いつも感心しております。

速いもので、タンノイと300Bを聴き続けて40年が、過ぎました。普通は、10年ごとに機器の入れ替えや、スピーカーの交換があり、色々とオーディオ談議に花が咲きますが、私の場合は、300Bを40年聴いてきたので、さしたる目新しいところはなく、面白みがありません。とことんこれはと思う機器を聴くのが私の流儀です。

しかし、今回だけは、困りました。300Bのオーバーホールが必要となり、他のアンプを物色しましたが、手持ちがQUAD44+405しかありません。何が何でも、これで乗り切るしかありません。そして、QUADの欠点を、オートグラフがうまいこと包こむような方向での音つくりを目指してきました。とても音楽的な響きが生まれてきたのです。弦もボーカルも美しい響きです。QUADの硬さは、タンノイの高域をうまくコントロールしだしたのです。これぞ、オーディオの醍醐味だと知りました。
そして左右のスピーカーの位置を正しくセッティングできると、隠れていた低音の音場が現れました。チェロやコントラバスの美しい弱音が再生できてくると、SPは消えてコンサートホールで聴いているようです。

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van Ardenさん、1年半ですか。お互い健康には気を付けたいですね。

ご紹介のカーラ・ヘルムブレヒト、YouTubeで聴いてみました。大人の雰囲気なのになんとなく可憐でも有り良いですね。私もアルバムを探してみます。先に紹介させて頂いたアルバムの印象はケニー・バロンの演奏の印象です。勿論チャーリー・ヘイデンの演奏も同じ様な印象で、とても惹かれます。聴かれたら感想など教えて下さい。

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