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スレッドNo.213

冬の訪れとオーディオ調整

今日の仙台は冬の様な寒さで早朝3℃、日中でも9℃と言う寒さです。家近くの田んぼや職場近くの川にはシベリアから白鳥もやって来ました。

影なびく星さんのシステムで聴くグレゴリオ聖歌、FUKUさんのシステムで聴くそれ、当たり前ですが個人の感性で微妙な違いがありそうですね。お宅に伺って聴きながら皆さんの調整の経験談や音楽のお話が聞けたらと心から思います。

私も季節の変わり目などにシステムを少しずつ調整しています。この過程でスピーカーの高域調整を試していた時に感じたことを少し書いて見ます。まず私のアンプにはアッテネーターは無いので、調整はSPの位置とスピーカーの高域調整のみです。RHRにはtreble energy(1kHz以上を1.5db毎に調整)とtreble roll off(5kHz以上を2db毎に調整)が付いており、これにスーパーツイーターで20kHz以上、または30kHz以上を90dbで追加することとなります。trebleとroll offをlevel(0db)の位置でスピーカー位置調整で概ね追い込んだ後、trebleを1段階だけ上げると音色が明るく立体感は増して音場が前に出る感じになります。ボーカルと演奏は同列に並ぶ傾向になります。これも良いのですがややしっとり感に欠けてしまう、時に聴き疲れするなどが感じられます。元に戻すと音質はしっとりとして良いのですが、ボーカルはやや大きめで実像感や立体感に劣る感じが出てしまい、音像の周りの空間が綺麗に見通せない様になります。次にroll offのみを1段階上げると、音質はあまり変化せずに、音像がやや絞まってほんの少し小さくなりますが、奥に向かって立体感が増しボーカルと演奏が前後に分離する様です。今はこの調整を基本にしています。この後スーパーツイーターを調整したのですが、20kHz以上なんて私には聞こえ無いはずですが20kHz 90dbで乗せると高域に何となく雑味を感じ、試しに30kHzにすると素直に高域が伸びて空間に消えてゆく感じになりました。それなら聞こえ無いはずのスーパーツイーターは不要と外して見ましたが、明らかに横・奥行きの空間感が減り、高域が素直に伸びて空間に消えてゆく感じも消えてしまいます。聞こえないはずの超高域(実際スーパーツイーターに耳を当てても、今のリボンツイーターでは音を感じません) がこんな影響をするのは本当に不思議です。ブラインドで比較していないので思い込みかもしれません。私のシステムで私の環境での印象です。笑いながら聞き流して下さい。

最近聴いてい良かったソフトを載せておきます。寒さが厳しくなります。みなさんお身体に気をつけて下さい。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年11月12日 17:04)

泉さんへ、

ほぼ同時の投稿だった様ですね。私の好きなソフトのお話有り難う御座います。紹介させて頂いたソフトが役にたてたり、同様の感想やお話が聞けたりするととても嬉しくなります。次回はTANOY愛好家で同様のソフトを好まれる泉さんのお勧めソフトや、演奏家のお話などどうか教えて下さい。これからもよろしくお願いします。

グレース・マーヤさんは日本人で米国と欧州で暮らしていた方の様で、数カ国語を話し有名な海外の音楽校で学ばれた様ですね。

引用して返信編集・削除(未編集)

FUKUさん、いつもご丁寧な返信をありがとうございます。太宰府でも暖房が必要な季節になったんですね。

FUKUさんの仰ることが痛いほど理解できます。これ迄何度「これ以上どんな音を求めるの」と思ったことでしょう。そして満足して音楽を楽しんでいるうちに突然気になる所が出てくる。その度にシステムに何か変化が起きたの? 私の気持ちの問題? 耳の調子? ソフトの問題?などと自問を繰り返す、この反復ですね。でもFUKUさんの書かれている様に、これがあるからオーディオの趣味はいつ迄も新鮮なのかも知れません。最近はその時の調節で良いと判断した位置(壁からの距離など)を毎回記録しています。これを始めてから気付いたのですが、ほぼ一定の所を中心に数センチ以内で前後していました。迷った時はこの中心位置に戻して再出発しています。まずは80点程度の音には戻る様です。皆さんもこのことに関しては色々工夫されているのでしょうね。

いつかFUKUさんの書かれておられた”ご縁“がありますように願っております。同時に私の音に落胆されるのがオチかななどとつまらない心配もしています。 

今年も白鳥の写真が撮れたら投稿させて頂きます。
寒くなりました。どうぞご自愛下さい。

引用して返信編集・削除(未編集)

KANさん、お久しぶりです。
KANさんが、紹介されるCDは、私と好みが重なるようで、
ときどき私も持っているCDが掲載されるので、思わず書きたくなりました(^^♪

まず、今回、紹介されたCDの中にあるグレース・マーヤのCDがそれです。
私、このCDが出てすぐのころ、たまたま秋葉原のレコード店にいて、店が、このCDの曲を流していたのです。

聴いているうちに、気に入って買おうと思って、店員さんに、歌手の名前と、どこの国の人か訊いたのです。
名前はグレース・マーヤ、国籍は、たしかあのとき、シンガポールと言ったような笑

グレース・マーヤは、間違いなく日本人ですよね(^^♪
もちろん、私も、そのときは知りません。
家で聴いたとき、ライナー・ノーツで知ったのです。
店員さんは、読んでなかったようです。

そんなちょっとした思い出があります。

それから、もう一つ。かなり前ですが、
ショパンのノクターンで、マリア・ジョアン・ピリスの演奏を載せたことがありますね。
あれは、KANさんがおっしゃる通り音質、演奏共に素晴らしい。

私は、ノクターンを4つほど持ってますが、聴くのは、ほとんどピリスです。
このCDは、ノクターンの最高の演奏だと勝手に思っていたので、
KANさんが、書かれたことが、とても強く印象に残っていました。

それから、ダイアナ・クラールを紹介されたのもKANさんだったかな?
それも持っています。

他にもあったような気がしますが忘れました(;^ω^)

型式は違っても、タンノイをお使いになり、同じように感じる方がいらっしゃると、
拙宅と似た感じの音で鳴っているのかな?と嬉しくなります(^^♪

それで、思わず書いてしまいました。
KANさんが、お書きになった内容とズレた返信で失礼しました。

引用して返信編集・削除(未編集)

KANさん、いつもあたたかいお便りありがとうございます。こちら太宰府でもだいぶ気温が下がってきて、音楽を聴くのに暖房が必要な季節になってきました。真空管アンプの暖かい音を聴きながら楽しめる季節の到来です。

KANさんは、季節の変わり目にシステムの調整をしておられることは、非常に有効なことだと思っています。そして、そのわずかの変化を細かく分析できる耳をお持ちだと思っています。オーディオは、耳で音を作ることが、基本だと教えていただきました。

私のシステムでも、時々、ツィーターを接続せずに聴いてみる時もあります。その方がシンプルで見た目もよいからです。しかし、しばらくは聴きやすい音であり違和感がありませんが、再度接続してみると、不思議なことに、もうツィーターなしでは、音楽は聴けなくなります。それは、ツィーターをつけると、弦楽器の艶やボーカルのしっとり感の向上、そして音像の明確化、特に低域のしまりの良さを感じます。KANさんと同じく、音像の奥行きや上下・左右の音場の違いは大きいものがあります。それにしましても、良い音作りを求めての歩みは、ずっと続いていきそうです。これも楽しみだと割り切って考えています。

それから、オーディオにおける音作りと耳の関係ですが、どうも耳が音に慣れてくると、細かな音の違いを聞き分けてくるような気がします。音作りをやってきて、もうこれで十分だと納得します。しかし、半年もすれば、耳がどうもこの音はこの辺が問題だと教えてくれるような気がします。なんとも不思議なオーディオの現象のような気がします。だからこそ、次の音作りに意欲的に取り組めるのかなと考えています。

私のオートグラフは、うまく低域を追い込んでいくことで、ホールで、舞台が目前に再現され、奥行き感や左右の広がりがある音場が、スピーカーの間に分厚く再現されてきます。だからオペラやアリアが、驚くべき音場を聴かせてくれます。演奏でも歌声も、きちんと舞台の上で演奏しているような臨場感が、オートグラフのもつ長所のようです。ただし、低域をきちんと整えないと、この音場が崩れてきて低域過剰の音になり、音のバランスが悪くなる欠点もあります。タンノイは、低域の質を見極める難しさがあるようです。

KANさんのタンノイRHRは、程よい大きさであり、その気品あふれるデザイン。愛機にふさわしい貫録を感じます。いつか縁があれば、その美音を聴きたいと思っています。
どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。

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