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スレッドNo.233

新年の挨拶 

新年明けましておめでとうございます。
昨年は、オートグラフのある書斎の掲示板を、沢山の方に、
ご利用いただきありがとうございました。感謝申し上げます。

今年も、皆様と共にオーディオの喜びや音作りの工夫、感動のソースの紹介
など、お互いに交流して、共にオーディオを楽しんでいきましょう。

思い起こせば、私は、オーディオを40年以上やってきました。オーディオの荒波に遭わないように、私なりに、ルールを決めていました。

(1)次々に買い替えはせず、じっと我慢して、好みのオーディオ機器を選ぼう。
(2)雑誌や販売店の意見は参考程度にし、自分の耳で聴いて判断していこう。
(3)やさしい音で、長時間きける音作りをしていこう。
(4)時間をかけて、オーディオの基礎を学ぼう。
(5)最低10年は使える機器を選択していこう。

しかし、色々とグレードアップを繰り返したり、先輩方のオーディオを聴いたりしました。しかし、そう簡単に音の向上はできませんでした。やはり、具体的な音作りの経験を繰り返し積み重ねて、一歩一歩学んでいく、実践に基づいた体験の大切さを痛感しました。それから失敗を繰り返しながらこつこつオーディオを継続してきました。そして、10年を超えた頃、やっと機器の選択ができるようになり、そろそろ、長年に渡り練ってきた、オーディオ機器の構築の時期だと決心しました。

私のオーディオは、バッハをこころから楽しめるオーディオを、こつこつ作り上げていきたいという思いがありました。そうなると、大切なスピーカーの選択がありますが、文化を聴けるスピーカーは、英国タンノイであると確信し、タンノイの小型、中型を経て、タンノイオートグラフを購入しました。そうなるとアンプは、倍音豊かなカンノ300Bアンプを求めました。この2つが、私のオーディオの要でした。

バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ、無伴奏チェロ組曲、チェンバロ独奏曲、ピアノソナタ、ブランデンブルグ協奏曲、カンタータ、オルガン曲、マタイ受難曲を、感動と尊厳を持って聴くためのオーディオの音作りをしてきました。そして、時間をかけて、オートグラフをWE300Bで鳴らし、バッハを聴くためのオーディオ装置が揃いました。それから、タンノイの小さな掲示板として、地道に活動してきました。すると、ありがたいことに、沢山のお便りを頂戴して、とてもうれしく思っています。今年は、私の愛用のカンノ300Bアンプの故障という出来事がありました。しかし、40年ほど使ってきて、やはりこのアンプの魅力から離れられずに、修理と球の交換をして現在も使い続けています。

オーディオは、かなり奥深い世界です。趣味として長年かけて楽しめます。特に、定年してから趣味のあるありがたさを、何回も実感しました。そして、現在も音作りの苦労やうまくいった時の音つくりの楽しみを味わっています。オーディオを続けることで、私は趣味の充実ができました。また、バッハの音楽の持つ、素晴らしい芸術的な音の世界を味わっています。日々の中で、新たな発見をしてくれる趣味は、そう多くはありません。

バッハとベートーヴェン、そして中世の音楽が好きです。音楽を聴く事は、倍音をうまくプラスすることで、リアルでハーモニー豊かな響きを楽しむために、カンノ製作所の真空管アンプとツィーターを追加して、自然で、生々しい音を目指しました。音楽と芸術への思いが、私を良きオーディオ人生へと連れて行ってくれました。

私の使用の装置は、今となっては、随分と古いオーディオ機器ばかりです。また、深いオーディオの知識も持っておりません。ただ、オーディオで、音楽を聴く事ことを継続することで、音の世界の奥深さを学びました。音楽という偉大な芸術に触れる日々の生活に感謝しています。普通のオーディオ好きの一人です。今後も、皆様の投稿の記事を読み、多くの知恵をいただき、できる範囲で前進していくつもりです。どうぞ、今年も皆様のお便り、ご指導をよろしくお願いいたします。

令和6年 元旦   管理人FUKU 

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