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スレッドNo.307

2セットのシステム比較のお話

 FUKUさん、先日のご投稿拝読させていただきました。これからのご投稿がとても楽しみです。お話の内容が大きく膨らみますね。

 考えたら、オーディオルームにvan ArdenさんはArdenと小型のB&Wを備えてられましたし、たつみ10BさんはJBLにTannoyの小型SPでしたよね。むしろ多くの方が2セットのシステムを備えてられるようですね。以前の私の投稿で不愉快に感じることがあったらご勘弁下さい。今はそれぞれのシステムがどんな音楽によりマッチする傾向なのか興味津々です。機会が有りましたら是非教えて下さい。オーディオの虫が少しムズムズして来ました。私はリビングにはRHRを置いて、6畳の小さな部屋にフォステクスの6cmフルレンジ自作ダブルバスレフに、オンキョーの廉価なユニバーサルアンプを付けたシステムを置いて時々聴いています。クラシックは程々ですがジャズは音像が明るく結構楽しめます。皆さんのシステムの聴き分け方などいつかお聞きしたいですね。泉さんのお話で思い出しましたが、一度友人に誘われて訪問したお宅には26畳のオーディオルームがあり、SPユニットはフィリップス製のフルレンジ20cm?+ホーンツイーターに統一され、入れているボックスが全て自作で確か6種類ぐらい有りました。中には昔のボザークの様なクラシックスタイルの物もあり驚かされました。アッテネータは全て自作との事でしたが沢山の抵抗とコンデンサーが整然と整理されていたのにも驚かされました。余談ですが、泉さんのお話に出て来た日立HS-500は大学時代に同級の友人が所有していました。ギャザードエッジの落ち着いた音で、私には高値の花で手も出ませんでしたが憧れのスピーカーでした。スペンドールBC-IIは小型の名器中の名器ですよね。今も行き来する友人が所有していましたが、弦の音は素晴らしく本当に心惹かれるSPでした。確か影なびく星さんも一時所有されていたと書いてられましたね。オーディオと言うのは機器の趣味性も含めて、本当に色々な楽しみがある広い世界ですね。

 先のFUKUさんのご投稿に、オートグラフの高音域と低域に僅かな濁りを感じ、低域の膨らみに苦労したとありましたが、私もRHRで同様の問題を経験して来ました。高域はST-200の故障時にリボンツイーターに変更しかなり改善しましたが、その後も低域の問題も含め気になっていました。何度もSP位置調整や色々な試行錯誤の末、アンプ入力は全て壁コンセントから直接取ってはいましたがこれに高周波ノイズが混入するのかと思い、知り合いのオーディオ店の方に相談し高周波ノイズフィルター付きの電源ボックス(Perfection PFT-3000AF、商品名記載が相応しくなければ、ここは消して下さい)を勧められました。試聴機をお借りして1週間ほど効果を確認した上で導入しました。結果は低域の締まりの改善も含め十分に満足いくもので、問題の解決と同時に音場・音像・音質共にかなり良くなりました。アンプも含めオーディオ機器の入力はトランス・整流回路・コンデンサー等を介しているのに、何故入力のノイズ除去がこの様に音に影響するのかとても不思議です。8口のタップが全て独立しているので今は機器全ての電源をここから取っています(デジタルもアナログもです!)。ついでにMCカートリッジの音質改善にも驚きました。新渋沢栄一が13枚飛びましたがとても良い買い物と思っています。試聴機が借りられるなら一度試されても損は無いと思います。釈迦に説法かも知れませんが少しでもお役に立てれば幸いです。

 今朝は暑い夏に伸び過ぎた庭木の手入れをし、粘土で作った魚皿とマグカップを兄から貰った小さな電気窯で素焼きしていました。金木犀の小さな蕾が黄ばんできたようです。九州よりは早く咲きそうですね。音楽を聴くにはとても良い季節です。皆さんのご投稿を楽しみにしています。季節の変わり目で皆さん体調など崩されません様に。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年09月30日 10:27)

KANさん、早速のご返事に感謝しております。このホームページは、私のオーディオと音楽文化の恩師達に学んだ、人間学やオーディオそして、音楽を愛することの深さをできれば、タンノイの愛好家に紹介したくてホームページにまとめたものです。

オーディオと同じく20代から40代までの20年間、毎月1回木曜日の8:00から10:00までの2時間、とても素敵な人々と出会い、音楽とは、人間とは、真理とはなにかを20年に渡り学んできたものです。その恩師達は、この世は、いつも正しい人間たちによって発展してきたものである。また、その時代の各国の貴族たちは、音楽に対する深い理解と教養を持っていた。

それは、歴史を紐解くと、最終的には、必ず正しい人間たちが社会を作り、発展させてきた。音楽も、源流はキリスト教からきたものである。アジアにも同じ様ものがあったが残念ながら楽譜がなかった。それをヨーロッパでは楽譜として残してきた。

そして、民衆の音楽が現れて、その身近で美しく、そして感動できる音楽文化を作ってきたものである。それが、原書を読み解くことで、わかってきた。と知識人の講義をきくという、豊かなオーディオと文化を学べたのは、私の宝だと思います。いつか、直接お話できる機会があれば、相互理解ができると思っております。つたないお話で申し訳ありません。

私が、このような文化を学べたのは、オーディオを、共通の趣味として、お付き合いから生まれたものです。全くの偶然の出会いでした。イギリス、フランス、スペイン、イタリア、ドイツなどの音楽の源流を、レコードとお話を聴きながら学んできました。これからも、よろしくお願いいたします。

引用して返信編集・削除(未編集)

FUKUさんへ
 私がFUKUさんに助言や手助けをしたなどと言われる理由は全くありません。むしろ私の一人よがりな話でFUKUさんはじめ、数人の方を不愉快な目に合わせてしまったと悔やんでいます。あれからFUKUさんの素晴らしいホームページ「オートグラフのある書斎」を改めて読ませて頂いていました。これだけの深みのある内容で、オーディオと音楽を語れる方は本当に稀だと思います。グレゴリア聖歌のお話から始まって中世の音楽・そしてクラシックへのいざない、オートグラフを含めたオーディオシステムへの真摯な向き合われ方、本当にオーディオの神髄を語られていると感じます。まだまだオーディオ人生未熟者ですが、これからも宜しくお願いいたします。
 FUKUさんのお話に陶芸の事が出てきましたが、私は今年の春に兄から小さな電気窯を譲られて自己流ですが始めました。これは本当に私感にすぎませんが陶器の向こうには自然が見えるように感じます。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年10月02日 15:19)

今回は、KANさんには、とてもお世話になりました。2組のタンノイとのオーディオ。いろいろご助言をいただきありがとうございました。しかし、今は、すがすがしい気持ちで、2組を聴くことができています。

オートグラフをメインスピーカーにして、オーケストラ曲やオペラを豊かに聴いています。サブスピーカーとしては、ヨークで、器楽曲やJAZZを楽しみ、すっきりとした区別の中で、オーディオがやれるようにしました。

 どうも2機種を同等に扱い比較して聴くと、どうしてもそれぞれの短所ばかりに注意がいき、音楽に集中できませんでした。しかし、上記のように、メインとサブに割り切っていくと、すべての面で調和が出てきて、すごく精神的に楽になりました。

また、オートグラフの音質改善の具体的なお話を伺い、とてもありがたく思っております。まだ、結論は出ませんが、いずれ、1組にする決心ができれば、音作りの1つとして、電源の改良も考えてみます。今の2組のままだと、機材を増やせません。

私も現在、KANさんと同様に、暑い夏に伸び過ぎた庭木の手入れを、進行中です。また、陶芸のお話は素敵ですね。自作の器や作品は、とても味わいが感じられます。私もお恥ずかしいながら数年間陶芸を習い、作品が家には30点ほど作品があります。自作の皿での食事をしたり、お茶やお酒を飲んだり気楽に使っています。オーディオも陶芸も奥が深く、味わいがあり、同じ様な芸術性を感じています。これからもよろしくお願いします。

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