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スレッドNo.37

夏場のオーディオシステム

これまで名前のタイトルを見て反射的に入力していましたが規約によりハンドルネームに変えました。さて、9/13朝、知人から家族二人がコロナにかかったのでシンフォニーのチケット二枚もらってくれますかと電話。当日夕からでしたが、ショパンコンクールで入賞したピアニストということで丁度夏場のタンノイはピアノソナタの音がオルガンのように太くなりくどくなる原因を探る目的で行くことにしました。夏場は湿度が高いのでオーディオの音が悪くなるとは常識的によく言われていることですが、ホールでの実演はどうなのか聞いて調整の足しにしようと思ったのです。行ってみて角野氏という若手とポーランド女性指揮の楽団とわかり、10年ぶりくらいのホールに反射板等の釣り手は残るが反射物がぶら下がっていないことを確認。速いテンポのピアノ曲の音は大きく聞こえオルガンのように太い音にはなっていない。冷房が良く効いて湿度は低いと感じたが、以前ムーディーの「新世界」とピアニスト辻井さんの「皇帝」を聴いた時は小さく音響効果の少なさを感じたが楽団の「新世界」の音響効果も大きかった。後ウィーン放送楽団の「エロイカ」が該ホールで聴いたすべてで指揮者・演奏者・楽団さらに曲目の違いは感じた。 しかし、湿度の高さだけで夏場のオーディオの音が悪いとはいえないと感じた。そこでタンノイを中心にインターネットの諸ウェブサイトを調べると銀ケーブルを使うとよい、昔はチャラチャラした音になっていたが最近のものは特殊加工をするので伝道の良さがそのまま表現されているとのユーザーや販売店の複数の感想や宣伝を見た。私はオーディオ論評にはオカルト的なものや科学的論理的に証明されないが確かに音が良くなる不思議な処理もあるが円安と金属高だから採用すると高いものになる、慎重に検討すべきとさらに検索すると、銅と銀の伝導率の差は数字的には僅少に近いこと、それより温度差による伝導率の違いが大きいことが確認できた。超電導は絶対零度に近づいて起こる現象だったことを思い出す。 そういえば、タンノイで聴く冬場のベートーヴェン106番は象牙のような白が目に浮かび天衣無縫な打楽器の音。夏はオレンジ色が浮かびオルガンや弦楽器を思わす伸びすぎる音だった。

音楽の実演は物の接触により生まれた音。しかし、オーディオでは電気信号の伝送の意味が大きい。 最近は電力需要の逼迫で電圧も下がり気味という。温度が高いことによる伝導率の悪化を考えなければならないと感じた。 加えてタンノイは木製、私のように真空管にヴァイオリンの材料であるスブロースを載せるなど多種多様な物・アクセサリーを楽器のように利用するオーディオでは電気信号伝導上のトレッキングエラーが木製品の高温による膨張などに相乗されピアノの音を悪くすると推測した。
そこで、スプロースを下ろし、パワーアンプの真空管に載せるものをカンカン石だけにすると幾らか改善された。エアコンと除湿器による改善と合わせると聴けない音ではない。 何事も改善は仮説・試行錯誤の連続で自分から限界を見切ってしまうことはありません。物理的なアクセサリー使用や配置と電気的な改善は偏りすぎなく車の両輪あるいはバランスの問題と考え、いろんな組み合わせを試すと必ず程度の差はあれ改善するものです。

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LPレコードのスタビライザーとして(ただしピアノ曲、ピアノ協奏曲に限る)、「ヘラクレス」名で販売されたカーボン製で神殿風の柱を躯体にし、柱内部が人工石英のものは大編成の曲ではCD風の平板な音に聞こえるがピアノ曲では瞬発性に優れ立体的に聞こえる。そのことを思いだし、真空管の上にスプルースに換えて人工石英を載せることを思いつく。載せることが可能な者として20年近くお蔵入りしていた亀形のものしか見当たらなかった。座りが悪く少しの振動で滑り落ちてしまう。ポリーニ演ずるベートーヴェンの106,109,110,111のCDを聴くと、高音は減衰が早いためか玉を転がすという表現以外思い浮かばない美音だが低音が高音と分離してピアノとオルガン協奏曲のようで非常にゆったりした(演奏時間が変わるのではなく感覚的なものだが)演奏となる。調整に使っているシルクロードをCDで聴くと、知人や評論家の「葬式・死の世界」、「死期を迎えた犬はベートーヴェン・モーツアルトを聴いても吠えるが、シルクロードを聴くと吠えずに安らかに死んだ」という言葉を思い出すスローな演奏。50年近く前のNHK再放送もそんな遅い音だ。
しかし、躍動感・立体感に欠けるので私の好みではない。そんなわけで、湿度の高い夏に真空管の上に人工石英を載せる試みは失敗と思った。
シンフォニーホールの批評なども再度調べ、サントリーや大阪中島の相似形で2千人も収用できるそうだ。ホールが満杯となることはあまりなく、二階・三階の客席が空くと直接音で山びこのように調和を乱す音が聞こえ違和感を覚えることがあるらしい。

ヘラクレスのようなカーボンと人工石英を組み合わせたハイブリッドの真空管への置物で聴いてみたいが、上部が楕円又は円形に近い真空管への置物の作成はかなりむつかしそうだ。それに、低音が尾を引くのは湿度よりやはり電力需要の影響が一番の影響のようだ。300Bをパワーアンプに使用したものに比べユニゾンリサーチのパワーアンプは各400w。200V電源をCSE800と1000の水晶再発振で使っているが800を繋いだ845真空管は時々カタカタと震え悲鳴をあげている。時々中古CSE1000が出回るが、100ヘルツ等50,60ヘルツ以外の出力が出来ないようなので購入を控えている。

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協和様

 いつものことながら、タンノイの音作りの改善の努力には、頭が下がります。
タンノイを聴きこんでこそできることだと思います。
音作りは、ケーブル、インシュレーター、スピーカーの位置、球の交換など、考えられることを、
こつこつやることで、少しずつ、その人の理想の音の近づいていくようです。お便りありがとうございました。

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