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スレッドNo.85

ツイーターとケーブル

皆様、今年も宜しくお願い致します。
寒い毎日です。冷え切ったオーディオ部屋と機器類を暖めてからの音楽鑑賞です。

私のスーパーツイーター
以前の掲示板でご紹介したことがありました。
数年前です、一聴して合わなかった。高域がかぶり聴けたものではなかった。
暫くはOut of Service。
名前は「Primo Piatto メイプルブロック ウッドホーン型スーパーツイーター」
ユニットは2.7センチ/ネオジウムマグネットとボイスコイル、吸音フィルターを挟む仕様のハンドメイド。とのうたい文句。
93db。オリジナルのコンデンサーは4.7μFと1.5μFの2段切り替え。

何とかしようと製作者とも相談し、Trial & Errorでコンデンサー容量を下げ、今は0.47 と0.22μFへ。蚊の鳴くような振動音にまで減衰し、
かなり聴けるレベルになりましたが、それでも昨年まではまだまだOn Offを繰り返し、悩みの連続。
そこへFUKUさんやKANさんの調整方法が登場。
当方もトライせずにはいられなくなりました。mm単位とまでは行かないまでも、1センチ単位で大雑把にいいところを見つけ、そこで微調整を。 
次は高さも調整。20mmの天然ゴム板の上に置き、次に40mm、60mmと変えてみました。高さは40mmがベスト。いろいろ試しているうちに何とか皆様が表現されているような効果(例えば高域が漂うような音場)の極入り口までたどりついた感があります。

当方、長くアーデンを聴き続け、タンノイの同軸ユニットの特長である定位感と自然な音場に慣れ切っているためか、ツイーター設置は二つ目の音源を新たに加えることになり、たとえ蚊の鳴くような振動音でも、あると無しでは、改善にしろ改悪にしろ歴然とした違いがあるものだと実感しました。

SAEC SL-1803
FUKUさんがプリとパワー間のケーブルについて、かねてからお勧めのSAEC SL-1803。
当方、それなりの思いがあってオルトフォンジャパンのケーブルを中心に揃え、以降はそのままの状態で略20年が経過。
FUKUさんのご紹介に大変興味が湧き、本ケーブルを入手。久しぶりにいろいろなRCAケーブルの解説を検索してみました。
SL-1803と略同等なジャンルと言われるオルトフォンの6・7‐AC50や、(価格だけで上位・下位と言うのは好きではありませんが)これの上位に当たるReference series 6NXと7NXも当時から使用して来ました。
今回はこれらオルトフォンジャパンの6N、7Nとの比較になりました。

SL-1803をプリとパワ-間に繋ぎ一聴した第一印象は「1台だけ」さんが言われる通り、「節度を保った当たり前の音」と言う印象。
しかし時間をかけていろいろなソフトを聴いているうちに印象が変わり、
7NX系は「華」があり「パッと視界が開けた」ような音質で好みでありましたが、
一方でSL-1803は「自然過ぎて直ぐには気づかない」程に「隅々まで万遍なく見渡せるような」音場を醸し出す印象です。言い換えれば、音に「何も足さない・引かない」「それでいてワイドレンジ」と言う感じでしょうか。
従って、旧い機材にも新旧混在のラインアップにも幅広く対応できるケーブルですね。
私見ですが、純度や新しさが全てではないと言う典型的な例だと思います。
FUKUさん、ありがとうございました。プリとパワーアンプ間のケーブルはSL-1803に固定です。
当方語彙不足で上手く表現できませんので、上述の音の表現の中には一部評論家さんのお言葉を引用させて頂いております。

追伸、久々のケーブル更新でオークション相場をみていましたら、Reference series 7NXなどの取引き価格は当時の購入価格に近くびっくりしました。
金属メーカーが6Nや7Nを生産中止したやに聞いていますがその影響でしょうか?

以上、乱文で且つ大変長くなってしまいましたこと、お赦しください。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年01月13日 21:29)

van Ardenさん、いつもながら熱心な音作りのお便りありがとうございます。
この寒い時期のオーディオや音楽鑑賞は、暖房器具が必需品です。

スーパーツイーターという難しい音作りに再チャレンジ、大変でしたね。ツィターの調整ができるようになれば、自分の耳で音を聴き、分析して、高度な音作りができる耳の訓練になります。コンデンサーの値、高さ、場所と調整していくのは、大変骨がおれます。しかし、やり遂げると新鮮なタンノイの音の世界が待っています。頑張って下さい。なお、高域過多で音がにごる場合は、タンノイの裏のネットワークの高域のつまみをひと目盛り下げて使うことも効果があります。また、私は、コンデンサーは、SOLEN社のコンデンサー1.2μFを使い、低域をカットして、アッテネーターをいれてー14dBにして聴いております。参考までに書いておきます。

また、SAEC SL-1803につきましては、的確な表現で紹介していただきありがとうございます。このケーブルの個性と、タンノイの響きが、うまくプラスの方向になれば、ひとつのリファレンスケーブルになると思います。

Ardenというスピーカーに愛着をもち、長年聴き続けておられるArdenさんは、音楽好きで、オーディオ好きの、素晴らしい方ですね。本年もよろしくお願いいたします。

引用して返信編集・削除(未編集)

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