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スレッドNo.91

天上の響き  中庸は・・・・ではなく

本題の前に三点
私のシステムはプリアンプとパワーアンプを繋ぐケーブルが現状2.5㍍必要(プリがラックの上にありパワーアンプを床上に置いているため)でFUKU様などが推奨するサエクSL-1803は製造中止のせいもあり、長い製品は入札にあげられることもないようです。プリとパワーを繋ぐラインケーブルは周辺に比べて安いものでグレードを上げられないか調べても長さがネックになっています。サエクの最新ラインケーブルは半導体を使用しているとのことで私は電気的なフィードバックには拒否反応が起きるのでどうしたものか、半導体で率直な再生が可能なのか気になるところです。
ツィッターについてウエストミンスタ専用のものを発売直後に購入しましたが、音源が二箇所から出る音に違和感があり、短期間に半値で返品しました。
三点目はオートグラフの全面蓋 ?はウェストミンスタ同様開けることが出来るのでしょうか。お尋ねします。

本題です。
以前、京都 武徳殿の音響番組について紹介しました。この番組により、自宅のオーディオルームの蛍光管収用溝が上からの大きな響きをもたらしていることがわかったことも紹介しました。結局タンノイ導入後28年のオーディオ調整の大部分は、この上からの響きを少なくすることでした。当初はどんなにロックが響く部屋よりも低音過多だった。たとえベートーヴェンであっても哺乳動物のうなり声、悲鳴。人間なら怒声、赤ちゃんの泣き声に似た音が出ていたと言えます。しかし、昨年頃から特徴が薄れ美しいが、響きに乏しい音になったと感じることも曲によっては出て来ました。カーテンや絨毯は一切使わないにしても私がやったことすべてが、天井からの響きを軽減することにつながっていた。極めつきが写真の洋服立て(三箇所に配置。横棒にミカン袋に収納した人口水晶玉それぞれに20個前後を載せる)と床との間の人口石英それぞれに4個が問題でした。。
この設置により、天上からの響きが激減したのは鮮明に記憶していたので三箇所の内、二箇所の置き台を外してみた。すると、天井からの響きが少し蘇った。この響きは鍾乳洞でトライアングルやカスタネットを叩いていつかはこんなオーディオルームになれば良いと夢見た音に近づいていると感じた。これまで設計士の有孔板の吸音率が低音過多の主たる原因と信じていた(拙宅を訪れたメーカーや販売店党も誰1人天井のせいで低音過多になっていることに気づかなかった)。 極めて短所の多いオーディオルームを設計してくれた、改善に多大な労力と金銭が必要になったと恨みにも似た感情を抱いたこともあったが今となっては独自のオーディオルームに進化する起源は設計士の手柄だったと思う。

インシュレータとして人口石英を使用している人もいると思いますが、高音は良いとして低音の制御がむつかしい。レコード溝をカートリッジが引っ掻く音を拾うとか、小さな低音が大きく膨らむことがある。
これまで、ピアノ曲はスピーカ前面の蓋を外すが、他の曲では強烈な低音が軽減されるとして閉じていた。
蓋をはずして、ピアノ曲以外の曲を聴くと玉を転がすような細部まで聴ける音ではないが、ごく自然な音になった。今回、ヨガマットなど蛍光管溝の下にあるものを出来るだけ取り除き床下に置いていた大きな人口石英球を後ろに置くなど部屋の配置をスッキリさせた。
結果は音の波が乱れる場面が大幅に減少し、スッキリと癖のない音で音場が良いとの表現で語られる音と思う。
部屋が3倍以上広くなった感覚だ。ただし、指向性(ベクトル)は低下する。
中庸の音という表現ではなく、20年以上前までかなり高額な真空管で聴いたイヤホンに近い音。
まだまだ改良の余地があるようだ。

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