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スレッドNo.116

大洲城のタンポポ

 大洲城のタンポポです。在来種そう言えば総苞型外来種?かな。なんだか、そよ!っと生えています。大月町の70cmを越えるシロバナのオラオラ感が違う。宿毛の在来総苞型?もこんな感じです。宿毛は、文化的に愛媛と交流が大きかったからかも。

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 大洲城のタンポポ。こんな写真のタイプのようなタンポポもありました。

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 さかもと様、忙しい折りに、貴重な知見をありがとうございます。
 大洲城のタンポポについて、侵入可能な場所について、出来る限り調べてみました。中には、いくつかセイヨウタンポポのように総苞が反り返ったタンポポもありました。その為在来総苞型と思ったのですが。沖の島タンポポと同封した宿毛のよしなで採集したタンポポもなんか似ているような気がしました。ありがとうございました。

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ノムさん、大洲城のタンポポの提供ありがとうございました。
本来なら、藤川さんからコメントをいただくべきですが、お忙しい様子なので私が代わってコメントします。
大洲城を中心に大洲市に分布するタンポポは「謎のタンポポ」で、タンポポ調査西日本2010以前はツクシタンポポ、タンポポ調査2010では「オオズタンポポ(仮称)」とされていました。
タンポポ調査2010以降、高知大学・大学院学生の和食敦子さん、愛知教育大学の渡辺幹夫教授などによる形態的な観察、遺伝子解析によりトウカイタンポポであることが分かりました。併せて、鳥取の米子城周辺にも同じ形態のタンポポが分布しており、大洲城城主の加藤貞泰(さだやす)が、岐阜から米子、大洲と国替えをしたことに伴って、分布が移ったものと考えられるにいたりました。
西日本全体でタンポポぽ調査を行った成果の一つだと考えております。

トウカイタンポポの県内のもう一つの分布地である旧窪川町の集団は、大洲のものとは形態が異なり、遺伝子解析の結果でもトウカイタンポポとカンサイタンポポの中間的なタンポポで、セイタカタンポポではないかと考えられています。
こちらの分布域は狭く、近年に持ち込まれたものと考えられますが、その由来はつかめておりません。

国替え説に関する新聞記事を添付しておきます。

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