13年前の今日
3月11日が来るといつも思い出すのは、釜石の港沿いの高架道路を津波が超えて行くテレビの映像。
あの日はバンコクにでそれを見ていた。その時まず思ったのは、高架道路のすぐそばでアウトドアの店をやってる草山君のこと、そして陸前高田のジョニーの由紀さんと菅野有恒くんのこと。
13年経った今日改めて、、無事だった人たちの事、悲しくも亡くなってしまった人たちに思いめぐらしています。
バンコクにて 豊田勇造
去年東北に出向いたとき、みなさんが格段に元気になられていたので、長いトンネルから抜けられたのかもしれないと、勝手に喜んでいました。
けれど、今年またその日を向かえ、画面の向こうで涙する人たちに、自分の軽率な思いを恥じました。
ずっと沈殿して、より鮮明になっているのかもしれません。
悲しみは消えないんですね。
想像だけで寄り添う難しさを感じています。