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スレッドNo.231

エンターテインメントとしての壁。

こんにちは~~~(*''▽'')ベルばら、アニばらについて語ります♪
過去に繰り返し吠えたことや愚痴ったことや嘆いたことを散りばめながら今回も喋り散らかしますので宜しくお願いします!
先ず原作についてですが、ベルばらは物語の構想がしっかりしていて連載開始の段階で着地点が決まっていたと言ってもいいくらいプロットが練られていて完璧な作品だ!というような講評をよく目にするのですが…架空の人物についてはそんな事はありません。オスカル様とアンドレ、ジェローデルの3人なんて途中「月9かよ!!!」と突っ込みたくなるくらいに色恋沙汰でわちゃわちゃしますし、メンズは基本読者の反応見ながらキャラ変していってるので行き当たりばったり感が拭えません。しかし、だからこそ先が読めそうで読めない興奮要素があったのだと思います。コミックス5巻あたりのアンドレ確変ぶりときたら!!!そりゃ普段ギャンブルに手を出さない人だって「お!?」と思うでしょうし、何色にも染まっていないうら若き乙女なんて「きゃあ~~~」となりましょう。そこへもって主人公のオスカル様の言動は時に予想を裏切って「!?!?!?」だったりするのでドラマとしてはけっこう変拍子…原作とはなかなかのプログレッシブ・ロックだと私は考えます。だいたい作者ご自身がとんでもなくロックな生き方をされていますので、そういった思想やら人生観が反映された原作は『頭で理解するのではなく心で感じる』タイプの作品なんです。理屈でなく若い女性の溢れる情熱、一瞬の煌めき、無謀な選択…故に尊い!みたいな、大人では怯んで決断できないだろうなぁという事象を見事激動の世界史の中にはめ込んで、ズぎゅうっ~~~ん!ってして、ぼんっっ!!!!!と出来上がったのが「ベルサイユのばら」なのだと、そう理解しています。なので自分としてはしっくり来なくていいんです。考えたところで絶対に分かりませんし、年をとればとるほど普通は煌めきからは遠ざかるものなので、いま分からないことは今後ますます分からなくと思います(年齢を重ねて細かい事が気にならなくなったのでなんでもOK!という状態には誰でもなれますが^^;)。

過去に出版された本にベルばらの秘密について書かれたものが何冊もありました。私はおそらくですがその全てを読んでいますし、今でも大切だと思う本は手元に残してあります。それでも分からなかった。実際読めば読むほど自分の方が知識を蓄えていってしまっているが故に内容が薄く感じられてしまうという…ヲタクとしては不幸な結末だったのだろうと思います。

あぁぁあー…私は原作が大好きだったのに~~~~~!!新作アニメによって熱が冷めた。
新作アニメがそれ程の破壊力をもっていたと思うと悔しいので私の土台が大変脆くなっていたのだと思う事にします。
(新作アニメそのものよりもそれを絶賛する世間、作者の反応に脱力し全部がどうでもよくなったというのが正しいですが)
いずれにしろ、この先原作についてあれこれ頭を悩ますことはないので解放されたということです(**▽**)☆彡

つづく♪♪

引用して返信編集・削除(編集済: 2025年10月07日 22:41)

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