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スレッドNo.340

今さら(?)ながら、ありがちなアニばら批判に対して

サクランボ様、皆様、こんばんは、Jackieです。
涼しい日も増えてきましたが、台風等で不安定な天候が続いていますね。

サクランボ様、コメントいただきありがとうございます!
本当にAIは便利ですね・・応答内容には感心することが多いです。一方、生成イラスト等については画像が妙に均質的だったり、人間が求める「痒いところ」にはまだ手が届かない感じもありますね。

個人的に近頃気になる作品としては、映画のオデュッセイアでしょうか。原作は一応読んでいるので、どのように映画にしているのかちょっと関心があります。

今は、個人的に色々なトピックの質問相手としてAIを使用していますが、実はAI使用以前から気になっていたことがありまして・・以前も書きましたが「アニばらとフェミニズム」に関することです。

サクランボ様がおっしゃったように、相変わらず「アニばらはフェミニズムを後退させた」という批判があるようなのですが。
私見では、アニばらはフェミニズムを後退させた作品では決してないどころか、敢えていってしまうと、「フェミニズムを『前進』させた作品」ということも(見方次第では)可能だと思っています。
というのは、(前にも書いたかもしれませんが)1980年代以降のフェミニズムは、単に「男性vs女性」だけでなく、階級や人種などの様々な属性を考慮して「誰がどのように不平等を被っているのか」を議論する方向へ変化していったからです。よって、より現代的なフェミニズムの視点では、「男性である」というだけで自動的に女性よりも特権的立場になるわけではない、と考えられています。
それで、これをオスカル/アンドレの関係に当てはめると、オスカルは貴族で、しかも(軍人男性としての教育を受けたため)将校という役割を持っています。つまり、アンドレに比べると、オスカルの方がずっと特権的な地位にあるといえるわけです。よって、二人が夫婦(パートナー同士)として「対等」であろうとすれば、まずこの特権構造を解体する必要があります。
そこで、アニメ38話のあの宣言が出てきます:これは明確な「特権構造解体宣言」といってもよいと思います。もちろん「家父長制的価値観に従って従順な妻になる」といった類の発言ではありません。

一方で、「Oが主でAが従」という「主従関係」がオスカル/アンドレの関係のベースにあるなら、その主従関係はそもそも「身分差」から来ている部分が大きいのでは?(もしアンドレが貴族なら「従者としてオスカルとずっと一緒にいる」関係にはならなかったはず。)
なので、結婚して「身分差が解消した」はずなのに、この「主従関係」が保たれているなら、「平等のはずなのに階級由来の特権構造が温存されている」という矛盾があるように見えます。
アンドレがオスカルに従うのは彼本人の意思だからいいじゃないか、いう意見はありそうですが、いずれにせよ「特権構造」を解体した上で、自分の意思で選べばいいのでは、と思います。(というか、アニばらではそうしてますよね。)
あとは、この「主従関係」は身分関係なく「二人の性格」によるものだ、という主張もあるかもしれません。つまり身分がどうであれ、オスカルは性格的に必ず主導する存在であり、アンドレは必ず従属する存在であるという。しかし、「身分は関係ない」といいつつ、もしもアンドレに上級貴族の地位や財産があった場合、「ただついていく」男になったでしょうか?つまり「主従」は「生まれつきでそうなっている」と必ずしも断言できるものではなく、社会構造によって補強されたという側面があるのではないでしょうか。

最近、「フェミニズムに関連する言説」について懐疑的になることが時々あり、そのこともあって気になったことを書いてみました。

それでは、また伺います!

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