おはようございます(^^)
以前蝶の交尾を目撃したが、今朝はかたつむりの交尾を目撃した。と言っても蝸牛は雌雄同体で精子と卵子を持っているので精子を交換し合うことで産卵し合うので三時間はかかるから(かたつむりは恋の矢と書いてレンシと訓む槍をツンツン出して恋心を訴えて精子の交換を催促するとか)、中野区まで自転車で40分はかかるので仕事で急いでいたし、どうも求愛中らしく、白髪を引かれながらも駐輪場に向かったが、帰宅してもまだ睦んでいるかとも思ったが、さすがに五時間も経っているのでもうお二方ともおらず、いつも行き合う園丁の娘の伯母さんと桃色海芋の盗人の話をしていたら、図書館の掃除婦さんも出て来て、もう一人の掃除婦さんが花が好きで彼女がカラーや半夏生を植えたらしいが、伯母さんの話だと、この花盗人は剪定鋏を忘れて行ったことがあり、どうも図書館の花を盗んで我が家に飾るのは泥棒ではなく本を借りるような当たり前の行為だと思っている図々しい住民らしい。鋏を忘れてゆくほどの間抜けぶりはそういう印象を与えるねえ。白海芋は沢山花を出しているが、桃色海芋は一輪だけだったので殺生なことをするねえと嘆き合った。写真は盗まれる前日の桃色海芋である。
一昨日は練馬区の石神井川を渡っていたら、前後に親鴨と仲間の鴨が護衛する軽鴨の子どもを7匹見つけた。善福寺川と違って青大将や大鷹はいないので、まだ生まれて間もないが守られて元気に泳いでいた。
猫髭さんの写真はどれもしっかりピントが合って鮮明ですね。花の場合はそれがよくわかります。デジカメでしょうか?スマホではないでしょうね。この桃色海芋の写真は特に素晴らしいですね。
杜人さんの言っていることが意味不明でしたが(なにせTVも新聞も40年以上見てないから)今日の毎日新聞ブログに沈没船タイタニック号探索の深海艇が行方不明になって今日で酸素が尽きたというニュースがあったのでこのことかとやっとわかりました。それで62年前の映画『謎の大陸アトランティス』(Atlantis, the Lost Continent、1961)を思い出しました。
アメリカのSF映画の巨匠ジョージ・パル監督の映画で、小学五年生の時に見てアトランティス大陸の大ファンになったのでした。ギリシャの若い漁師が海でアトランティスのお姫様を救い、悪い宰相が島のクリスタルでレーザー光線を作り、奴隷たちに毒薬を飲ませて半人半獣の化け物にする横暴に若者や漁師たちが立ち向かい、最後は神の怒りを買って火山が爆発して海中に滅びるという冒険活劇で、何でそんなによく覚えているのか不思議でしたが、この映画は日本語邦訳で劇場公開されたのでした。道理で。何とこの映画の予告編が残ってる。
映画の予告編: アトランティス、失われた大陸 (1961)
アトランティスはギリシャ哲学のプラトンの伝説の中の島で、昂じて古代ギリシャ哲学を専攻する単細胞ですが(なんで小学生がヘラクレイトスの「私は凡てのことを自分自身から学んだ」とかオウィディウスの「良く隠れた者こそ、良く生きた者である」といったテーゼを貫く変人になったきっかけがこれかよと今気がついた)、勿論プラトンの時代より9000年前に滅びた大西洋の島とかは海洋プレート上ありえないとはいえ、ナチスが本気でアトランティスの伝説を信じて財宝を探しまくったという子どもじみた狂気は誰にでもあるので、3500万円かけて(わたくしの時代には一生に必要な金額は3300万円と云われていた)深海を探しに行く気持もわからないではないが、空想のアトランティスの方がロマンがあってわたくしの好みだが、身動きもままならない深海艇の中で酸素が尽きて絶望的というのは余りいい死に方ではないが、貧乏人には出来ない死に方ではある。