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スレッドNo.108

全身アスレチックの裏妙義コース、相馬岳は紅葉も盛りでした。

 紅葉の真っ盛り、気温もビリ寒の登山日和でした。さあこれから久しぶりの妙義山、少し緊張気味に旧国民宿舎駐車場から歩き出す。今日はザイルも簡易安全ベルトもシュリンゲも用意した。破線ルートながら、何処でいるかわからない名うての難コースである。
わかりにくい出だしのコースであったが注意してコース案内板を見つけ、尾根取り付きを登る。いきなり急登で息もはずむ。しばしコース上の高度を上げ、細尾根を進む。900m地点あたりから岩場や極細尾根の連続となる。ルート上には鎖が設置されてはいるが、かなり長めとなり、全身を使っての登りとなる。振り返れば近くの岩峰の紅葉と遠くの山々がなんとも絶景。゛登っている゛の感覚が全身を引き締める。稜線縦走の分岐にたどり着き、しばしの安堵。最後のアップダウンをこなして相馬岳に着く。意外!! 予想に反しい10人以上の登攀者が山頂でくつろいでいた。しかしどう見ても我々より若い。平均70代の我々は異端であった。いつまで登れるかなあ。さて、縦走路を戻り、鷹戻しコース手前の分岐、女坂を沢沿いに下降するがルートが判然としない雑木林のルートが続いた。
沢沿いの下降も結構長く、渡航の際の足元の浮石にも注意がいった。無事、駐車場に戻るとさすがに全身の筋肉が緩む。年末を前にしての充実山行に一同、感謝と満足の山行となりました。

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