冬が一気に来た感じの寒い日である。天気予報も午後から雨模様。少しの気分の躊躇を振り切り予定通り粟野山に向かった。今月始めに訪れた時は、青々としていたもみじが色ずき盛りとなっていた。晴れだったらどんなに良かったのだろう。今回は前回山行時に気になった山道を塞ぐ大木の枝払い実施して潜り抜けやすくするため、なたとノコギリを同僚が用意した。また、山頂にあった木の名板が朽ち果てていたので、名板を作成して取り付けた。山頂名板取り付けは同僚のライフワーク。今まで11低山を取り付け、今日で12座目である。何となく低山でも山頂名板があると登頂時にスッキリする感じをうける経験は私だけではないでしょう。雨がつよくなってきたけど、山頂で団子とコーヒーで休息し、紅葉を眺めながらの下山を楽しんだ。民家の近くでは、さざんかやお茶の花、びわの花が観られ冬到来を告げていた。
17日いつもの山仲間に誘われ、秩父 中津川 山吹沢の滝を見に行って来た。
今は盛りの紅葉狩りを兼ね、山吹沢にかかる幻の名瀑を探索しようという計画である。
R140彩甲斐街道を中津川出合で北に折れ、広河原沢ニッチツ事務所方面分岐にあるゲート前に車を停める。広河原沿いに落ち葉の絨毯に敷き詰められた林道を歩くこと小一時間、枝沢である山吹沢との出合山吹橋に着く。
午前の明るい陽射しを浴び、様々の紅葉が美しい。
山吹沢沿いに登山道は無い。勿論指導標等一切無い。数日前の降雨の為か水量は多く滑り易い。アスレチック感満載の沢沿いを歩くことおよそ30分で、待望の山吹の滝に着いた。
滝の落ち口からは、水量豊かな水がそれこそ山吹の枝のように扇状になって落ちていた。見る者を圧倒する迫力ある滝だった。ハラハラドキドキの沢歩きの後の名瀑、感激もひとしおだ。
滝の霊気を十分に頂いた後、紅葉のグラデーションを堪能しながら帰路に着いた。
紅葉の真っ盛り、気温もビリ寒の登山日和でした。さあこれから久しぶりの妙義山、少し緊張気味に旧国民宿舎駐車場から歩き出す。今日はザイルも簡易安全ベルトもシュリンゲも用意した。破線ルートながら、何処でいるかわからない名うての難コースである。
わかりにくい出だしのコースであったが注意してコース案内板を見つけ、尾根取り付きを登る。いきなり急登で息もはずむ。しばしコース上の高度を上げ、細尾根を進む。900m地点あたりから岩場や極細尾根の連続となる。ルート上には鎖が設置されてはいるが、かなり長めとなり、全身を使っての登りとなる。振り返れば近くの岩峰の紅葉と遠くの山々がなんとも絶景。゛登っている゛の感覚が全身を引き締める。稜線縦走の分岐にたどり着き、しばしの安堵。最後のアップダウンをこなして相馬岳に着く。意外!! 予想に反しい10人以上の登攀者が山頂でくつろいでいた。しかしどう見ても我々より若い。平均70代の我々は異端であった。いつまで登れるかなあ。さて、縦走路を戻り、鷹戻しコース手前の分岐、女坂を沢沿いに下降するがルートが判然としない雑木林のルートが続いた。
沢沿いの下降も結構長く、渡航の際の足元の浮石にも注意がいった。無事、駐車場に戻るとさすがに全身の筋肉が緩む。年末を前にしての充実山行に一同、感謝と満足の山行となりました。
昨夜の雨はどこへ?
寒いくらいの風とまんまるの月をお供に赤城へ。
晴天の日曜で駐車場はほぼ満車、広い第二🅿︎は観光客用なのかゲートが開くのは10:00時、道路脇に停めて色づき始めた樹林帯を歩き出す。
コース多々で脚に合わせて歩けるのが魅力の山でいつ訪れても貸切は無い。
目木の赤い実を眺め、樹木に囲まれた荒山は6℃、早々に立ち去り南へ下る。
ここかな?ここかな?と下ると岩ゴロのひさし岩、庇形でもなくナンでこの名前?
張り出していた岩は既に落ちたのでは?などと種々講釈して、暖かな岩の上で日向ぼっこをしながらランチタイム。のどかで楽しい至福のひととき。
周回コースで荒山高原を経て、咲き残りのオヤマリンドウや間違えた?山躑躅の満開をみて無事下山、汗を流し帰路の車窓では、晴れ渡った青空の下で榛名も妙義も来て!と声を掛けてきた❢ (10/20歩く)
低山登山も快適さを増してきた平日、人気ルートの両神山、日向大向の駐車場に車を止め、バリエーションルートから天理岳の周回コースを回って来た。以前の裏コースでの登山経験から比較的容易に考えて、ロープやシュリンゲの対策を怠っていました。つれの友人にも4時間程度の行程と言っていましたが結果5時間を過ぎました。登りのバリエーションは想定どうりの経過時間とルート状況で最後の鎖の急登をこなして頂上へ到着、両神山の全景が良く映える展望に満足しました。あとは降りるだけと気のゆるみもあったかもしれません。バリエーションルートとの分岐を見定め天理尾根へと向かいました。なめたらあかん、左右落ちている急降下の尾根で石車のアクシデント、尻餅のはずみで尾根筋に転落か。幸いにも左側松の木に引っかかることが出来事なきをえたが、動揺を隠しきれず同僚の一旦休憩コールに焦りが落ち着いた。ここから尾根下りの難易度はあがり、しばし躊躇するルート判断と下降を余儀なくされた。さらに下部ルートでは森林伐採のため、いたるところ登山道が遮断されていて方向が判らなくなっていた。GPSを頼りなんとなく下降し、はっきりわかる林道に出でて確認するこことなった。登りより降りる時間の方が長かった登山となった。やれやれの登山の駐車場は車も2、3台しかなく、そのせいか駐車有料に気が付き500円を両神荘の置きボックスに収め、山の神社に無事の帰路を感謝してから温泉に浸ることができました。どんな山も準備は万全に、心の空きは足にでる。
暑い夏がやっとすぎ、ここぞとばかりに、久しぶりにテントを担いで人気の北八つへと出かけた。山は早くも紅葉の時期、木々の彩りに見とれたり、苔の深い緑を楽しみながら、肩に食い込む重さを感じて歩きました。あいにくの小雨気味の天候に辛くも振られずテント場に入ることができた。翌日、雨上がりの濡れた岩ゴロゴロの道を苦戦しながらも登頂できました。帰りは少し迂回してニュウを観て、無事帰還できました。3日を置き秋山郷に出かけた。馴染みの民宿は相変わらずで心のこもった夕食はなんとも心地よく、明日の登りも忘れて、日本酒を3杯もお替りをしてしまった。苗場山はあいにくのガスがかかった天候ではあったが、草紅葉と池塘の絶景は健在。この山も人気でルートも整備された感じで、3合目の駐車場も結構な台数が停車していた。遠くても年に1度はまた行きたくなる秋山郷の民宿と温泉であった。
秋雨の予報の中、一日だけ天気が良さそうな20日に、久しぶりに御坂山脈の十二ヶ岳に行ってきました。このところ体力低下が著しく、歩けるか?と不安でしたが、何とか頑張ってきました。つくづくと「山登りってツライですね」
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7263454.html
にあります。時間があったらご覧ください。
そろそろ暑さも峠を越え、少しはましになると考え、茨城の低山を企画した。心配した天候は台風通過後の晴れとはなったが、いかんせん暑かった。低山でも急登は喘ぎの連続となった。途中の眩暈は私だけかと思ったが、参加同僚も結構しんどかったようでした。低山ながらの道迷いも起きたようで、ヘリコプターも出動しての救助隊の方々も汗だくで頭の下がる思いでした。標高653mでも結構な
角度の鎖場ルートがあり、変化にとんだ楽しめるコースでしたが9月なのに暑かった。今年ほど暑さのながさに堪えたのは年のせいだけではなく、夏だけに恨めしいのはお化けだけにしてほしいと思いました。
暑い日が続き、低山の山行もいろいろ悩みました。沢がいいのですがね近頃の暑さで気力が今一で足が鈍る。暑くても3時間程度ならなんとかなるだろうと五日市の今熊山から金剛の滝を周回してきました。やはり本当に暑かった。わずか505mの今熊山でも汗びっしょり、なんとか木陰の連続の山道で助かりましたが、直撃の日射道では危なかった。目的地の金剛の滝は結構な大滝で先達のつくった穴くぐりが珍しい。しばしの涼感を味わい、帰路に就く。ただ暑くてもやはりの解放感は元気がでる。クーラーの利いた室内でのオリンピック観戦も悪くはないが、私には今ひとつの満足感にかける期間でした。
金剛の滝は滝壺が360度岩壁に囲まれており、豪快に落ちる雄滝からのマイナスイオンが滝壺に充満しているので涼しく猛暑の下界が嘘の様なところです。洞窟を潜らないと滝を見られないなんて粋ですね。
関東地方に梅雨明け宣言がでた18日、低山のハイキングルート大小山に行ってきた。暑い夏になると低山はどこも登るのはつらく、汗びっしょりとなる。この山行も前日の雨のせいもあり、低温サウナに入った状態になり、わずか標高差300mを登るのにタオルを絞るほどの汗がでた。これも電脳恒例のルート図のない尾根を登り、頂上近くでルートの帳尻を合わせた。大小山と妙義山の名前の頂上。
群馬、西上州の妙義山ほどの圧迫感はないがなかなかの岩稜ルートが続く尾根ルートに感心しながら、展望も楽しむ。帰路は桃とプラムを買い込み、佐野ラーメンを食して汗だくだくの山行を満喫した。