今期の営業を終了した湯の丸スキー場に行ってきました。
先週の同じ金曜日に、今期最後の滑走とばかりに、総計20数キロメートル滑って大満足だったのですが、どうしてもちょっと山スキーをということで、今日再訪してみました。
リフトのトップまで登り、そこからはなだらかな林道をテクテクと歩いて池の平へ。天気は上々で槍穂高連峰や八ヶ岳などよく見えました(写真はスキー場トップからの湯ノ丸山と烏帽子岳)。
昼飯のあと、往路を戻ってきましたが、その準備、つまりシールを外してちゃんとしまい込み、ビンディングや靴のモードを滑走に変えて、滑るという段取りにだいぶ時間を食いました。雪降りの中で、こんなことできないわというのが素直な感想でした。
私のスキーは妻のお古で時代物の細い板に、知る人ぞ知る「ジルブレッタ300」という40年間熟成したビンディング(写真がそれです)がついたもので、林道を直滑降するだけで疲れました。でも最後のゲレンデ斜面は何とか楽しく滑れて、これで本当に今期はスキー終了という気分になれました。
帰り道、いつも上信越道を通るたびに妻が気にしていた「牛伏山」に寄り道してきました。
頂上まで車で上がれてしまうお手軽な山ですが、頂稜にお城の形をした展望台があって、その天守閣から見る360度の展望は実に素晴らしいものでした(写真は北方の展望、谷川連峰や武尊山がよく見えました)。ましてや桜花の絶頂期で、上り下りの道沿いは素晴らしいお花見スポットばかりでした。