トランジスタ式MCヘッド・アンプを2SA970-GRと2SC2240-GRで製作してみました。
秋月で入手できる2SA970-GRと2SC2240-GRを使用するとどのような特性になるのか興味もあり実験してみました。購入していた2SA970-GRのhFEは実測で270くらい2SC2240-GRのhFEは実測で296くらいのものを使用しています。
1段目のTrを2SA950から2SA970に変更したのでバイアスを決定している抵抗(6.2kΩ)は6.8kΩに変更してあります。
また記事の中で「作ってみたら5MHz超の広帯域フラットアンプになってしまったので、2段目のC-B間に56pFを追加して以下の特性になりましたがもう少し狭くしたいところです。」とありましたので2段目のC-B間の容量による特性のちがいも確認してみました。手持ちのコンデンサーを組み合わせて測定しているので中途半端な容量値になっています。最終的に私は手持ちのパーツの関係もあり100pにしてみました。
ぺるけさんのコメントにもあるように素直な音で十分に静かなアンプに仕上ってくれました。
このMCヘッド・アンプの製作を検討されている方に少しでも参考になれば幸いです。
添付画像を変更しました。
Y@札幌さん、2SA970での製作報告ありがとうございます。大変参考になります。
本家ページに追加出来ないのが惜しい、大変完成度の高い作品ですね。