JLH 1969
真空管アンプだけではなく、トランジスタアンプも部品が手に入りにくくなりました。そこでAliExpress で写真のようなJLH1969のキットを買ってみました。なんと国内で大きな放熱器一個買うより安価でした。
名前の通り、John Linsley Hoodが1969年に発表した、かなり良く知られた回路です。できるだけシンプルで音の良いアンプというコンセプトはミニワッターと同じです。
一見、ミニワッターpart2と似ていますが、2段目はCE分割による位相反転、出力段は上下ともnpnですが、どちらもエミッタ接地でAクラスです。
電解コンはすべて国内メーカーのものと交換し、要所は大きくしました。電源は24VのACアダプタとし、この回路形式は電源の影響を受けやすいのでノイズフィルタを追加しました。また、突入電流防止用のサーミスタと、バイアス電流測定用の0.1Ωを挿入してあります。
オリジナル回路通り、位相補償は無しでした。電流帰還アンプは閉ループゲインを小さくすると開ループゲインも一緒に小さくなるので重い位相補償は不要ですが、聴感で100pFとゾーベルを追加しました。
久々のAクラスですが、なかなか面白く、ケースを作る意欲が湧いて来ました。なお、音が落ち着くのに毎度30分くらいかかりますが、電解コンのせいかもしれません。
どうもありがとうございます。
プリント基板が古いバージョンのようなのと、温度の測定条件があまり適切ではありませんが、とても参考になりました。
私が実測したパワートランジスタの表面温度は電源電圧24V, バイアス電流 0.7A/ch, 無出力時に約73℃でした。放熱器のサイズから計算した温度とほぼ一致しています。アマチュアが作るにはこのくらいの動作条件が安全だと思います。
JLH自身の論文もネットにいくつかあって、考え方が良く分かって面白いです。
ken様
面白いものの紹介ありがとうございます。
次のサイトに紹介記事がありました。
https://chinese-electronics-products-tested.blogspot.com/p/linsley-hood-1969-amplifier-tested.html
中国製品のテスト記事のようです。機種名で検索すると、上位に出てくるので、注目度が高いみたいですね。
いろんなものが、すごい勢いで高く、手に入りづらくなってます。今まで作ったものを見直して楽しむのがよさそうです。