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スレッドNo.185

質問2

質問失礼します。
学ぶ前は仏教にどんな印象を持たれてましたか?
返信宜しくお願いします。m(_ _)m

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どこにでもいる主婦さん。
主催人が仏教と出会ったのは、小学校の4年か5年頃かと思われます。その頃、母が本門仏立宗という幕末期におこった日蓮宗系の新興宗教の信者になりました。父はそれを黙認しましたが、本人は入信しませんでした。
本尊は「南無妙法蓮華経」の題目で、いわゆるひげ題目と呼ばれもので、少年の目には文字と認識されませんでした。これがインドの文字かと思ったぐらいでした。会合が信者の家で持ち回りで行われており、母に連れられて参加していました。題目を唱えるでもなく、お菓子をもらえるのが目的のようなものでした。渋谷に東京本山があり、朝参りと称して、特に、夏休み中には連れていかれた記憶があります。
このようなことも、小学生時代だけだったと思います。その後、宗教的なものとは疎遠になりました。転換点となったのは、大学時代に、大教室での授業になじめず、精神的に孤立したことでした。弱い心がそうするのだ。心を強くしようと思いましたが、そうはいきません。
孤立した中で出会ったのか、岩波新書「仏教」でした。そこには、「苦しみは欲望により生じる。欲望を棄てれば、苦しみは解消する」ありました。
主催人はそれを実践しました。教室と自宅を往復する日々が続きました。友達も作らず、遊びもせず、孤立の日々でした。禁欲の実践でした。
どこにでもいる主婦さん。当時の主催人にとっての仏教とは、現世利益の打ち出の小づちでした。当時、仏教に期待したのは、こころを強くする方法でした。母の仏立宗の影響から逃れられなかったのも知れません。宗教としての仏教は遠い存在でした。
転換点は、大学卒業寸前の大不安とある種の悟り体験でした。この辺の事情は拙著「妙法十句入門」に詳しく書きました。参照にしてください。

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