イチモンジカメノコハムシを捕らえたハナグモ
先日、雑木林の中でハナグモを見つけました。ハナグモは腹部がまるで人間の顔のように見えるので、人面グモと呼ばれているカニグモ科のクモです。緑の葉っぱの上に止まっていたので、よく目立ち、気が付きました。確かに人間っぽい顔に見えます。よく見ると、何とイチモンジカメノコハムシの幼虫を捕らえているところでした。
イチモンジカメノコハムシの幼虫は自分の脱皮殻を背負ってカモフラージュする変わったハムシです。擬態することで、天敵から身を守っていると思っていましたが、ハナグモには通じなかったようです。
去年、幼虫が成虫になるまで、短期間でしたが、飼育したことがあります。普通に見られるハムシですが、ユニークな形状に何度見ても飽きません。
以下は 幼虫→蛹→成虫 の2週間ほどの記録です。
http://shizen.a.la9.jp/ichimonjikamenkohamushi.html