選を頂き 感謝。
所作美しき茶事の七則梅三分 ◎尾花、◎ヨシ、ちとせ、えっちゃん、ナチ―サン、ふうりん
東海市の嚶鳴(おうめい)庵や西尾の近衛邸の茶室を訪れることがありますが、茶亭での亭主・客への所作はしきたりに則って粛々と進められます。
裏千家の四規は 和、敬、清、寂
七則は
茶は服のよきように点て
炭は湯の沸くように置き
夏は涼しく冬は温かに
花は野にあるように
刻限は早めに
降らずとも雨の用意
相客に心せよ
となっており、茶を点てて客をもてなす心構えを定めたものですが、客としても無作法を許されるものではなく、畳の縁を踏まないとか、出された菓子を一言もなく「むんず」と掴んで口に運ばないなどの最低限の作法は知っておくべきでしょう。
清楚な和服で茶を点てる亭主、その茶を客に運ぶ女性の所作をみることや、袱紗捌きには日本古来の侘び・寂びを感じるものです。尾花さん、ヨシさんから特選を頂き、四名の方から選を頂きまして感謝いたします。