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スレッドNo.2205

アイビーさんからの「ちょっと古い地元の俳人の作品紹介」から{NO2167}

 下に紹介した俳句は昭和三十年代、四十年代以降、半田市を中心に地元俳壇をリードしてこられた諸先生の俳句です。
二象先生、百合子先生、のぶを先生の句は矢浦詠正氏提供、夕童子先生は句集より(アイビー)

 以上の句から各作者から好きな句を選んでみました。
1 榊原二象  おしぼりを踊櫓へ放り上ぐ
2 榊原百合子 緑蔭に子をひっぱってきて叱る
3 高須のぶを 庭を持つゆとり草引くときは別
4 松浦夕童子 勝独楽が負けたる独楽に倒れ寄る
      
 いずれの句も表現がわかりやすくしかも真実に迫っています。季語の斡旋にも無理が無く生活に密着しています。
アイビーさんは「対象物に直截に迫る」と言っています。私のモットーとしている「表現は平明に滋味深い作品を」に
ぴったりの句です。感想と言ってもそれ以上それ以下のものはありません。
ただ、季語のあり方「即かず離れず」が課題の私には解決の糸口が得られませんでした。
あえて言えばどの句も一読「即き過ぎ」と思われるんですが。でも、?の感じもあります。特に2と3に。この視点からのご意見をいただければ嬉しいです。絵に描いてみるとわかるかな。

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 そうでしたか。それですっきりしました。そうですよね。華道にのお花にしても複数あるから両者のバランスが問われるんですよね。一物仕立ての句に惹かれますが、取り合わせの句にも挑戦することですね。有り難うございました。

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掲句は全て一物仕立ての句です。「つかず離れず」は二物取り合わせの句についてのみ言えるのではないでしょうか。

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