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スレッドNo.2687

俳句は難しいけど、楽しい

アイビーさんからお誘いを受け、初めてネット俳句会に参加しました。
俳句はやはり難しいですね。でも、作句するのも、皆さんの句を読ませていただくのも、とても楽しかったです。

選んだ句について、コメントします。
19 富士山を揺らして零余子蔓を引く(束束子)
 「富士山」まで突き抜けた大袈裟さに、ユーモアを感じました。

23 大蕪の総身に甘み詰まりたる (てつを)
 みずみずしい大蕪の重さと旬の味を感じます。

◎32 親指を骨に沿はせて鰯裂く (ふうりん)
 鰯を手開きする指に伝わる冷たさと肉の感触。「命をいただく」という実感があります。

34 青空を次々離れ朴落葉 (ABCヒロ)
 見上げるような木なのでしょう。大きな朴の葉が「青空を」「離れ」て落ちてくるという表現が好きです。

67 鶏頭の紅は謀叛の旗印 (アイビー)
 赤い鶏頭の花は炎のようにもみえます。群れて咲く鶏頭に不穏な美しさを感じます。

77 上方は燃えるが如く寒昴 (ラガーシャツ)
 上方(かみがた)と読みました。夜景を思いました。遠くみる賑やかな街の明るさを映す低い空と、上空の澄んだ夜空にまたたく昴の対比がよいと思いました。

115 燃え尽きるまでの仔細や秋夕焼 (きんつば)
 刻々と変化していく空を思いました。

これからもよろしくお願いします。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年11月14日 11:34)

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