自句
和三盆(わさんぼん)は、主に香川県や徳島県で伝統的に生産されている砂糖(含蜜糖)の一種である。和三盆糖(わさんぼんとう)ともいう。和菓子などによく使用されることから、その産地として京都府などのイメージを持たれることも多いが、生産される和三盆糖のほぼすべてが香川県や徳島県で造られたものである。
ドジャースの帽子の似合ふ焼きいも屋
皆さんからご祝意を頂戴し恐縮しています。有難うございます。少しあざとい気もしないではないのですが。
束束子さんとナチーサンさんは、ひょっとしたら何処かの句会で顔を合わせたことがありそうです。お互いの俳名を聴けば、ああ、あの人かと思い当たります。
>ナチーサンが特選にして下さいました。ありがとうございます。
どんな方なのかお会いしたいものです。
自句自解の前に、まずはアイビーさん 本日の中日俳壇:トップ入選 おめでとうございます。
周りには幾らでも句材があるのですが、オオタニサーンを取り上げたとはびっくりです。 お見事!
103 初釜や舌に崩るる和三盆
今から57年前、22才の兵士だったころ、上官がお茶に誘ってくれました。 珈琲店にでも行くのかと思ったら、小牧城下の茶室での本式な茶会! 上官は「わしがやるのを見て、そのままやればいい 畳のヘリは踏むなよ」とのことで入ったら、同い年ぐらいの女性が和服を着て勢揃いの茶室。 心臓ばくばく 心が舞い上がる中で、上官が卓のお菓子を口に含んだのちお茶を啜る。次は拙者の番。 花柄のお菓子は落雁のように見えたので、躊躇することなく口に運んだところ、口中で崩れていった。 高級な砂糖のようだったが、それが和三盆とわかったのは半世紀も過ぎた頃のこと。
前に お茶に接待されたことがあったので、この「和三盆」を句材にして作ったのが掲句です。 ベテランのABCさん、アイビーさん 他の方々から点を頂き、感謝申し上げます。 今年も宜しくお願い申し上げます。