清記&選句
清記&選句
2月句会の清記一覧を発表します。投句された方は速やかに選句に入って下さい。
投句者は、▼ヨヨ、▼束束子、▼えっちゃんあら、▼コビトカバ、▼にゃんこ、▼いちご、▼森野、▼弥生、▼ABCヒロ、▼尾花、▼玉虫、▼ちとせ、▼ラガーシャツ、▼ふうりん、▼和談、▼ダイアナ、▼アイビー、▼ヨシ、▼ナチーサン、▼てつを、▼茶々、▼明楽寺の22名。ほかに選句のみ参加の▼かをり。(▼は選句済み)
選句要領
1 選句期間 2月11日(日)~2月13日(火)
2 選句数 8句 うち1句を特選とする。特選は無しでも構わない。特選2点、並選1点で計算します。
3 選句方法 句番号を書き出すだけでもよい。
4 結果発表 2月14日(水)
5 投句に参加しない方も選句することも出来ます。進捗状況によってスケジュールが早まることもあります。
2月度みんなのネット俳句会清記一覧
1 冴ゆる夜星受け止めた地上かな
2 春場所や枡にいつもの粋な女(ひと)
3 バレンタイン今年も夫へチョコ供へ
4 好き嫌い示す一歳雛まつり
5 ぽつぽつと春芽吹き出す雨上がり
6 冬の田をわがもの顔に寒雀
7 ご近所と口もきかずにまだ余寒
8 どんど焼き餅焼く手には火の匂い
9 短靴の泥濘る土手なり蕗の薹
10 溜息を白く吐き出す薄明り
11 給水車呼び込む笑顔春隣り
12 初場所の化粧施す仕切り線
13 地図読めぬ吾なり道端の梅三分
14 霜焼の指を隠してグーチョキパー
15 球春に意気込み光る野球馬鹿
16 愚図る子にママも涙の春しぐれ
17 雪間から寄り添うふように福寿草
18 節分会鬼も内なり福祉の世
19 嗅覚をフルに使いて梅日和
20 四十余年子らの教材クロッカス
21 待ちきれず杖なしままや桃の花
22 待ち受けの画面を変へて春の立つ
23 成人のスーツ姿の誇らしく
24 愛の日のお菓子作りは大仕事
25 力瘤欲しき少女や麦を踏む
26 後朝の裾に縋れど春の霜
27 春日和カフェは開店準備中
28 露天湯に氷柱注意の貼紙が
29 初雪の予報違へを疎みをり
30 落椿割烹名残の井戸ありて
31 一月尽ついに果たせず休肝日
32 湯を入れし猫の湯たんぽペットボトル
33 寝んねんよ赤子ほつぺの春日和
34 開墾の父祖三代や葱育つ
35 窓越しに懐炉手渡す始発バス
36 ヒヤシンス意外と話し易き人
37 内訌にわれ関知せず浮寝鳥
38 自衛隊待つ寒中の激震地
39 妻今日も母を見舞うて寒明くる
40 ありたけの光とらへて耕せり
41 峡一人暮らしに雪解水を引く
42 飾取る床の間広くなりにけり
43 冬帽の人欄干に凭れゐし
44 あの人がひとり人気のキャンプイン
45 春雨じゃ濡れて参ろう猫走る
46 青空にみどりごの泣く豆の花
47 老人の頬に粥垂れ春寒し
48 外に出る度に「寒っ」と独り言
49 玄関の框磨きぬ春立つ日
50 つくしんぼ修行小僧の青頭
51 樹の幹を脈打つ水や春動く
52 土緩み彩添え初め蕗の花
53 雪女郎の怨念首都の交通マヒ
54 三百度見ゆるパノラマ鷹舞へり
55 布巻かれ蛇口ぐるぐる超寒波
56 紅梅や枝に香りの這い登り
57 ここも熊出たよと義姉の山暮らし
58 救急車音なく帰る寒の入
59 節分や追はれし鬼に何の罪
60 冴え返る弥勒菩薩の指の先
61 啓蟄や鍬を起こさば鳥来たり
62 ひびも無し鏡開きのパック餅
63 黄水仙明かさぬままに友逝きし
64 逆縁に言の葉も無く凍て返る
65 初場所や君の活躍あと一歩
66 灰色の和毛閉じ込め薄氷
67 履きよひて古長靴の残り雪
68 駅伝に走る娘は五時に起き
69 二ン月や初戦持将棋駒数へ
70 実習で漉きたる海苔の分厚くて
71 彼を待つ心臓もたないバレンタイン
72 雪積もる浅間山見え露天風呂
73 春暁やベットサイドに車椅子
74 切り立ての髪もてあそぶ春の風
75 立春や未来果てなき腕の嬰
76 立春やこだわり捨ててこれからを
77 待春に集団避難涙バス
78 寒天を干す信州の風物詩
79 ピンそばのパット外して春隣
80 狛犬にもたれ竹馬一服す
81 立春のふはふは玉子スープ飲む
82 節分や炒り豆踏んで猫無粋
83 薄氷や夕べの雨の置き土産
84 野良猫の軽き足取り春来る
85 小説のハッピーエンド春近し
86 大空に恐れ怯える春の旅
87 雪が舞ひ窓越し眺む手に熱茶
88 春の虹流るる雲にかき消され
89 凍滝の記事見ぬままに春たちぬ
90 ハレの日や母の厨に海苔香る
91 おととひの雪の残りし左中間
92 初場所や弓取式は神の所作
93 守りたき新車の艶よ春風よ
94 若者の髪色多彩春立つ日
95 窓越しのうどんすすつて薄紅梅
96 春立つやパステル調のランドセル
97 春立つや柴犬の尾は自慢げに
98 春暁の強めく光合掌す
99 絵になれる沓脱石に春の雪
100 水仙の一群れ畑を明るうす
101 花ヤツデうきうき咲きし庭の隅
102 寒波急予報士の顔タレント化
103 耕人仰げり腰曲がりたるまま
104 松原湖わかさぎ釣りに賑わひて
105 源流の音の始まり山笑う
106 雪女十波コロナと触れまはる
107 大関は通り道だぞ春近し
108 立春や蕾膨らむ寒を耐え
109 傘さして仲良し小好し春隣
110 パチパチと風呼ぶ音や野火走る
間違い等、不都合な点をご連絡下さい。