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スレッドNo.3319

特選句の鑑賞

特選句についてコメントします。

119 にこにこと貴女はだあれ春の宵 (ヨヨ)

「誰そ彼」ともいわれるように、宵はどことなく不安を感じる時間。秋冬を越して暖かさの増してくる春の宵は、心も体も少しずつ緩んでくる気がします。そこで出会った貴女はだあれ? 可愛らしい笑みを浮かべているけれど…。怪しさも感じます。「春の宵」ならではの雰囲気を強く感じました。(「怪しさも感じます」の部分は勝手読みかもしれません。ご容赦ください)

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アイビーさんも同じようなことを書かれていますが、私はこの句を読んで認知症のことは浮かびませんでした。
その理由を考えた時に、私は、「にこにこと」している人と、「貴女はだあれ」と問う人、作中主体を二人として読んでいたことに気づきました。現代川柳といわれる句には、こういう読みをさせる句もあり、川柳寄りの読みになってしまっていたかもしれません。

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119 にこにこと貴女はだあれ春の宵 (ヨヨ)
「怪しさも感じます」・・・にゃんこさんのコメントから。
私はこの句から直感したのは認知症です。痴呆の進んだ親から声掛けされた娘と。時も黄昏、しかも春。深読みしてしまい取れませんでした。あまりにも切なくて。にゃんこさんの気持ち良くわかります。

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