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スレッドNo.4153

原爆忌一人にひとつ物語

私はそのひとつを本人から聞きました。 その方は出産の為、名古屋から実家のある広島へと帰っていたそうです。 その日は出産予定日を数日後に控えていたそうです。何が起きたか分からないまま、万が一の時にとお世話を頼んでいた親戚の家へと励まされたり叱られたりしながら逃げて逃げて辿り着いたとの事、その間、多くの亡き骸やお水を欲しがる大人や子供達を見ながらどうする事も出来ないまま諦めかけて又叱られたり・予定日より大分遅れて男の子を出産されたそうです。年賀状は平成26年で終わりましたが最後の賀状には老老介護をしていますと書かれてありました。その方が戦後60年に多くの人達に勧められて青桐に祈ると言う原爆体験記を出されました❢ あとがきには60年間、胸につかえていたものがやっと消えて心が少し軽くなったと書かれていましたが後からやっぱり忘れられるものでは無いとおっしゃっていました❢ この句を読んだ時、その方の顔が直ぐに浮かんで来ました❢ それでその番号を別にしていて七句しか出さずお手数をお掛けしました❢

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