新聞を読んで
蚰蜒か蜈蜙でか階下より悲鳴 名古屋市 可知豊親 (8.30産経俳壇入選句)
サンケイ新聞を取っている家は少ないだろうが、産経俳壇で宮坂静生選に入った句。作者の可知豊親さんは新聞俳壇の常連。なにやら虫が出てくる俳句だが、読み方の分からない人のためにひらがなで書いてみる。「げじげじかむかでかかいかよりひめい」。
俳句は読めない漢字がよく出てくるが、特に動物の名前は難解だ。思いつくままに書き出してみる。蚯蚓、孑孒、蝦蛄、雲丹、蛞蝓、蝸牛、天牛、蟋蟀、飛蝗、蝗、浮塵子、蜉蝣、
あなたはいくつ読めましたか。
(みみず、ぼうふら、しゃこ、うに、なめくじ、かたつむり、かみきりむし、こうろぎ、ばった、いなご、うんか、かげろう)
そうでしたか。いやあ、世間は広いようで狭いもんですね。可知豊親さんは日本舞踊の先生をなさっておられたのですか。
俳句に関係ないことですがお許しください。とても嬉しく思いメッセージさせて貰います。可知豊親さんは私の踊りの先生の先生で日本民謡協会会長です。踊りの句を詠まれたこともありますが今回は虫だったんですね。私も俳句頑張ろうと思いました。宜しくご指導お願いします
異字もあります。