MENU
450,020

スレッドNo.4467

選候補作品鑑賞

7 身に入むや逝去の欄にガキ大将 (玉虫) 7 ◎石原
当初選に入れたが以前に同じような句に出会ったような気がして外した。私達にもいわゆるガキ大将が近所に居たが戦災で死んだ。
長じて思うに昔のガキ大将は単なるいじめっ子でなくいわゆるリーダー的存在。この句そのガキ大将の訃報を見て感じ入っているのだ。多くの賛同を得た。

10 さつまいも包める地方紙皴伸ばす (石原) 2
 この句、下五の解釈に幅が広がりそうだ。私の解釈では田舎から送られて来たさつまいもを包んだ新聞紙を懐かしく読んでいる作者のイメージ。下五が生きている。他に解釈があるか知しれないが想像を豊かにしてくれる句だ。

12 重陽や五体を巡る菊の酒 (和談) 2
重陽の節句は陰暦9月9日。古来から邪気を払う行事が多かったこの日、愛酒家の作者は恐らく自宅で菊酒と洒落込んでいるのだろう。茱萸(ぐみ)の酒もある。菊の着せ綿、雛飾りなど重陽には欠かせなかったようだ。この句菊酒に少し山葵を効かせたらどうか。

78 パパの手へ幼が走る花野かな (アイビー) 1
 パパっ子だろうか。それとも母から逃れてなのか。花野の風景が広がって豊かな心にさせてくれる句だ。

98 水澄んで川底の石青むほど (えっちゃんあら)  1
 作者の心も澄み切っているのだろう。石青むとは言いえて妙。81水澄むや水面に水の無きごとく(てつお)に相通ずる句だ。

引用して返信編集・削除(未編集)

ナチーサさん。水澄んで川底の石青むほど を詠んで頂きありがとうございます。嬉しさはまたまた俳句にはまります。俳句のたかみより自分は継続です。よっしゃー。ありがとうございます。

引用して返信編集・削除(未編集)

このスレッドに返信

このスレッドへの返信は締め切られています。

ロケットBBS

Page Top