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スレッドNo.5388

選句鑑賞

24 入学や回転寿司の予約席 (ヨシ) 6
回転寿司での入学祝、恐らくこどもの希望でしょう。作者も心得たもので予約済み。最近の子は舌が肥えていて高級ネタから注文、
きっと満足!満足!!最高の入学祝だったのでは。

30 ふららこの揺れは心の共鏡 (てつを) 5 ◎ナチー、
下七で降参。ふらここと読み替えての選になりました。心の共鏡とは言いえて妙、この句の心情は色々考えられますが詮索無用、野暮と言うもの。迷わず特選に戴きました。

50 夕日身に遍路宿へと足急かす (ダイアナ) 2
四国のお遍路さんでしょうか。今は乗り物との合わせが増えているようですがこの方は仏様との二人旅。夕暮れが迫り
つい足早に。夕陽に背中を押されながら。

63 耕人の仕舞煙草の点滅す (犬伏) 6
夕暮れの中に点滅する煙草の火。ひと汗かいた後の一服に身を委ねる耕夫。絵になりそぅな状況を切り取りました。
味わい深い句ですね。

64 開くたび花の屑吐く自動ドア (アイビー) 10 ◎にゃん、◎てつを◎青麦◎コビト、
この句不思議な句ですね。最後まで状況をつかめぬまま納得させられてしまいました。自動ドアーですから車かと思いましたが電車にしては吸い込むが自然だし、乗客の付けた花びらとも思えるし、いずれにしても気になる句です。ぜひ自解を!

69 鳥うららホーホーチョチョの舌足らず (ヨヨ) 4
中七から鶯と思われますが、ユニークな表現ですね。作者の耳にこのように届いたんですね。上五の季語が新鮮でした。

105 桜咲く毛氈に三味弾けたり (えっちゃんあら) 2
花見の宴でしょうか。桜には琴とか三味線など弦楽器が似合いますね。毛氈は獣の毛皮の加工されたものでこれに三味線の音が弾けたのです。桜の下での高揚感溢れる句に感動を戴きました。

107 去る者は日々に疎しか石鹸玉 (犬伏) 5 森野、◎うらら
これは下五に尽きますね。捉えどころのないしゃぼん玉、去る者は日々に疎しかとの問いかけ。考えさせられる句です。
自解をお願いしたい句です。

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アイビーさんナチーサンさんかおりさん、下手な俳句に鑑賞していただきありがとうございます。世の中の人が大阪万博、春の高山祭りの日に犬山城の吟行?とおもいきや食べ歩き地酒と帰宅して疲れと言い訳してお礼というか遅くなりました。犬山城城下町の感想はおかげ横丁と京都の匂いがしました。吟行はゆっくりとです。

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拙句を取り上げていただきありがとうございます。句意はいたって簡単なもので、普通のビルの自動ドアです。客が出入りするたびにドアが開閉します。風圧で、開閉の度に花屑が出、出た花屑がまた入る。何のことはない、同じ花屑が同じところで行ったり来たりしているだけなんです。あたりに桜の木は無く、この花屑が最初は何処から入ったのか、その方が不思議です。

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シャボン玉を作るのに熱中してあまり行方を気にかけない、その子の代わりにシャボン玉を見ている。兄の100ヶ日も済んで思い出すことも間遠になって空しい気がする。はかない。シャボン玉に去る者は日々に疎しかと聞いてみた。

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