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スレッドNo.5755

選句観賞

大変遅れましたがお許しください。
六月の歌会はまったくだめで落ち込んでいました。
雑に読んでしまい、点盛りはしないのですが・・・
では鑑賞させてくださいませ。

17 万緑や嬰赤くなり伸びをする
特選でいただいてよかったのですが、嬰は元々赤いもの。
だけど、とても愛情豊かな作者の笑顔が浮かびそうです。

18 辻ひとつ入りて涼しき京の路地
こういう旅は好きですね。京の小道のほの暗さが身に染みます。つけます。
もはや地図などいらぬパラソル  かをり

22 万緑や文武に長ず松代藩 
ええ、松代は俳諧、連句も盛ん、講談、佐久間象山。旅の句は旅へ出たくなる句が上等です。
先月の甲斐にしろ、ここでは季節ごとに趣味のいい旅の句をいただいて、旅愁どっぷり。

38 母の日に贈る絵入りの感謝状 
俳諧は三尺の童にさせよ、ええ、まんまにいただきました。大人だって母の日はあるのです。
詠めそうで、皆様詠めますか?

42 一晩に一寸を伸ぶ夏野菜 
菜園、素直にものを育てる喜びが伝わります。お人柄がでております。
「を」は「に」とお迷いになりませんでした? 
一晩を一寸に伸ぶ夏野菜  いずれにせよ「を」が光るんだなあ。ここは私のようなものではどちらがいいかは。。。

60 ほの蒼く街煙りゆく梅雨はじめ
ただひたすらにダンディーですね。これは寺尾あきらのルビーの指輪ですよ、神社仏閣を出よなーんて。 つけます
すこしの嘘が残るとまり木  かをり   あ、バーの止まり木です。

★82 いきさつを聞かむ古茶の葉開きけり 
このいきさつが光るよ。そして出がらし感の時間の流れ。季語は?特選にはいただかなかったとおもっていたら、古茶は夏の季語。
ごめんなさい、いまさらですが特選にいただきます。おわびにつけます。
隅のと金がまあ生きてくる  かをり  将棋は詳しくないけど長丁場になりそうですね。聞いているようで・・・

90 緑蔭や洪鐘(おおがね)までのをとこ坂 
THE、俳句ですね。おおがねと男坂の相性。よいとおもいます。
おんな坂だと風味がちがってきます。
片かげや閻魔堂までをんな坂  かをり
こういうところが俳句の面白さであり危うさですね。他意はなくたまたまこの句であり生意気言ってすみません。

アイビーさん、ゆっくり養生なさってください。ここは居場所でありましょう、来月は
全快の主宰の帰る夏屋敷

引用して返信編集・削除(編集済: 2025年06月25日 21:19)

にゃんこさんの句をふたついただいていたのですねえ。どちらも滋味あふれる句ですねえ。
助詞、短歌は31文字ですが俳句の助詞の一文字は大事ですねえ。基本「に」と「も」はうるさいので避けるべしですが、
布かうてくじらで裁ちぬ夏衣  と私は詠んだのですが。鯨尺ですね。
布かうてくじらに裁ちぬ夏衣 「に」とただちに師匠になおされました。些事のてんまつ、失礼しました。
布かうてくじらに裁ちぬ夏衣 音はほのかに色を催す  かをり

引用して返信編集・削除(編集済: 2025年07月01日 20:55)

かをりさん、拙句を鑑賞していただき、ありがとうございました。
コメントが遅くなり申し訳ありません。

一晩に一寸を伸ぶ夏野菜
昨年のミニトマトに続き、今年は茄子と胡瓜を初めて植えました。
プランター栽培ですが、夏野菜の成長の勢いは驚くばかり。
助詞も含めて、「一寸」を「ちょっと」と読まれない様に、表現に悩みました。
「助詞」は難しいですね。
「一晩を一寸に伸ぶ夏野菜」私にはとても思いつかない助詞の使い方ですが、こちらの方が説明っぽくなくていいですね。ありがとうございます。


いきさつを聞かむ古茶の葉開きけり
特選に選んでいただき、ありがとうございます。付け句でぐんと世界が広がりますね。ありがとうございました。

引用して返信編集・削除(未編集)

水尾様
ナイスジョーク、関西のノリで切り返されました。

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蜘蛛の巣と請求書は払います。蚊と干した布団は叩きます。どこかのなんか条にないじゃろか。

引用して返信編集・削除(未編集)

水尾様
蚊を打ったのでは無用の殺生をすることになります。柔らかく払ってこそ、仏の道に叶うのです。

引用して返信編集・削除(編集済: 2025年06月26日 17:13)

かをりさんへ
緑陰や、の句の鑑賞をありがとうございました。男坂、女坂というのは、神社の坂道と思っていたので迷っていましたが、調べるうち何処かに寺でもOKということが書いてあったので早速使っちゃいました。
選句して下さりありがとうございました😊

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アイビーさんやはり調子が悪いんだ。手の具合いかが?無理してもやっぱり蚊は叩いてほしい。
あはは、いじりすぎた?

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かをりさんの俳句鑑賞、楽しく拝見しました。最後に私の体調を気遣う一句まで添えて頂き、恐縮しております。

お返しに一句
陋屋に虚しく老いて蚊を払ふ

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