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スレッドNo.7222

アイビーの感想 (その1)

アイビーの感想 (その1)
全員の方の作品を論ずることは出来かねるので、アイビーが頂いた句のみの感想を述べさせて頂きます。

◎4 いかのぼりパパはたちまちヒーローに 弥生さん
いかのぼりは凧揚げのこと。むかしとった杵柄でパパにはお手のもの。悪戦苦闘の子どもたちを尻目に涼しい顔で余裕綽々の風情。一躍ヒーローになった若いパパは、内心得意満面だ。思わぬところで、一家の主として面目を施すことになった。アイビーが特選に頂いた一句。

6 うしろには春の雪嶺上京す かをりさん
3月4月は卒業、就職のシーズンでもある。もっとも卒業とも就職とも作者は言っていないが、そういう解釈をするべきだろう。ひと昔前なら勇躍「青雲の志」を抱いて上京するというシーンが思い浮かぶ。もっとも作者は、淡々と故里の風景を描写したに過ぎないが、却って効果を挙げている。

55 「ばーばだよ」保育士に笑む花の午後 ダイアナさん
俗に「孫俳句に名句なし」といわれるが、私は異議を申し立てたい。俳句結社によっては孫俳句というだけで跳ねられると聞くる。 たしかに句に甘さが出る傾向は否めない。しかし、それだけ皆が作るということは、俳人の興味を引き、関心事であることに他ならない。掲句を採ったのは孫可愛さの中に、緩衝材という一枚を介在させた事に依る。保育士が緩衝材の役目を果たしている。

56 廃航の中野の渡し春の雨 ダイアナさん
木曾川を挟んで尾張と美濃を結ぶ「中野の渡し」が廃止されるというニュースが報道された。すぐ近くに「濃尾大橋」が出来たため、存在意義が薄れた。経済効率を考えたら、いつまでも渡し舟でもあるまいということだろう。風情があって惜しい気もするが、やむを得ない。廃止を惜しむ気持ちと、季語の「春の雨」がよくマッチしている。雰囲気のある句。

58 はじけてる桜と夢と一年生 あんのんさん
小学校に入学して、目にするものの何から何まで新らしく新鮮だ。作者の表現を借りれば、はじけてるものを列挙して「桜と夢と一年生」と、一見関係無いものを、たたみかける調子が、ある種のリズム感を呼び心地よい。いつも感じることだが、作者の行き届いた推敲には感心させられる。納得がゆくまで妥協しない姿勢は見習いたいものだ。

59 初つばめ共に鳥居をくぐりけり 貸潮さん
初燕と鳥居、何の変哲もない二つのものが取り合わせることによって、絶妙の化学反応を起こして、予期しない効果を生んだ。
常時の観察、俳句をつくってやろうという飽くなき姿勢が感じられる。

以下次号 

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アイビーさん
いかのぼりの句、特選に採っていただきありがとうございます。
句意が伝わるかどうか心配でしたが、正にアイビーさんが解説していただいた通りです。

弥生

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アイビーさん、
「ばーば」だよ~の句と廃航の~のニ句を採って頂きありがとうございます‼️🙌
特にばーばを採って頂き(外の方々も)とっても嬉しかったです😆
孫俳句はダメに異議を唱えて頂きとても嬉しいです。遠くに暮らしていますので、会えば句にしたくなってしまいます。ありがとうございます😃🙏

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