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スレッドNo.7231

アイビーの感想 (その3)

アイビーの感想 (その3)

49 何やるもよいしょっと声山笑う (無点句)
「歳をとったなあと」と思い知らされるのは、こういう時だろう。身につまされる。季語の「山笑う」は、春になって、と木々も芽吹きや色づいてくる様を「山笑う」と言ったのであって、何か滑稽なことをして山が笑ったのではない。為念。

29【ナチーサンさん】 自由とは不自由なもの花筏
教訓めいた調子がやや気になるが、「花筏」と「自由」の取り合わせが良かった。即かず離れずの位置にあって理想的。

66【森野さん】花吹雪上千本へ風の道
「上千本」はネットで調べたら吉野山の桜のことで、こういう言い方をするようだ。吉野の桜を見に行かれたのであろうか。「風の道」というのがユニークな表現で、俳句としての生命線だろう。「風の道」の発見が無かったら、よほど平板な印象は免れない。

70【ちとせさん】 ブランコを漕ぐ妻許(がり)に老夫居て
いい雰囲気を出している句。長年、連れ添った夫婦の情愛が滲み出ている。多言を擁せずとも、全て分かりあった夫婦ならではの味がある。

78 山吹や然ればノブレス・オブリージュ(無点句)
ノブレス・オブリージュとは、ヨーロッパなどの貴族にはそれ相応の義務があり、社会的にも要求されていることを言う。戦前の話しになるが、日本の皇室も男子は、すべて軍人にならなくてならないと決めがあったように。そのノブレス・オブリージュと「山吹」とどういう関係があると言われても困るが、作者はそう感じたのである。作者の感性だろう。

アイビーの感想:完

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回答有り難う御座いました、これからも宜しくお願いします🙇‍♀️

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俳句の三つの要素として、この欄で滑稽、挨拶、即興と上げたことがあります。滑稽は俳句の重要な要素と考えられます。滑稽と言っても、テレビのバラエティーや吉本新喜劇の様にナンセンスな、ゲラゲラ笑うものではなく、どこかしら、人間の根源的な部分で可笑しみを覚えるものです。滑稽の手本として例句を三つ揚げられましたが、三句ともヒューマンな味わいのある句でしたね。決して腹を抱えて笑うようなものではありせん。掲句は何か動作をする度に「どっこいしょ」と声を出すようになった。つくづく「年を取ったなあ」嘆くように見えて、「誰もが通る道だ」と納得しているのです。つまり、人間社会を肯定的に見ているのです。賢明なちとせさんのことですから申し上げるまでもありませんが、敢えて愚見を述べさせて頂きました次第です。

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アイビーさんへ
 アイビーの感想復活されて嬉しく思っています。
70 ブランコを漕ぐ妻許(がり)に老夫居て
 夫が公園で見たのを聞いて知り合いで、えー認知症にと思ってしまいましたが違っていて、改めていい関係だなと微笑ましく感じ句にしました。感想くださり有り難う御座います。
49 何やるもよいしょっと声山笑う
 これもコメント頂き有り難う御座います。山笑うは元来春の山の賑わいを表すのですが稲畑汀子編新歳時記に
 太陽を必ず画く子山笑う 
          高田風人子
 杖を曳く母の饒舌山笑う
          河村玲波
 腹に在る家動かして山笑う
          高濱虚子
これらの俳句の様に山の賑わいから
派生して和やかな可笑しみへと味わっている様に思われるのですが、如何思われますか。

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胴長おじさんへ
いつも楽しく拝見しております。ところで、俳句の実作はやられるのですか。是非とも披露して頂きたいものです。お見受けしたところ、見識はなかなかのものと思います。4月は間に合いませんが、5月から投句願いたいものです。

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とある山家に貧しい娘が住んでいた。そこへ通りがかったのが太田道灌という室町時代の武将。にわかの雨に逢い難渋した。件の山家に、雨具を借りようとしたところ、娘は一首の歌を差し出した。「七重八重花は咲けど実の(簑)ひとつだに無くも哀しきも」。太田道灌はなんのことやら分からず困惑した。後で歌の意味を知り、己の教養のなさを深く恥じた。それから、一念発起して古今の歌道に通暁するまでになった。江戸城(家康が入る前)は太田道灌が造ったと言う。

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僭越ながら、無点句の句も一票でも入っていたら、違う見方が生まれるという心の曖昧さも俳句の利点でもあり、悪い点でもあると考えます。
例えば、駅ピアノのドッキリみたいに、サラリーマン風の人が弾いてるとその時は「素人の割には上手いよね」が世界的有名な人だと分かると、突然「流石世界の」と急に意見を変える。
さっきまで、「割には」と言っていたのに「流石」に変わる。
その辺の人の感情の曖昧さも、俳句の楽しみと言えば楽しみなのでしょう。
生意気申し上げすいません。前から心の中にため込んでいたものなので・・・

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山家の娘とて山吹のみの一つだに無きぞ悲しきと言った。大統領ともなればそれなりの矜持、教養、身を犠牲にしても果たさねばならぬ社会への義務があるのに山賊の親分並みのあの言い方はなんやといいたいのかなあと思ったけど。どうでっしゃろ。

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「ノブレス・オブリージュ」の意味がアイビーさんの解説でやっと呑み込めました。が山吹との関連については皆目・・・ぜひ作者の意図をお漏らしください。多くの方は気を引かれながらのパスと思われます。ただの無点句で終わらせたくないので・・・

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