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スレッドNo.7239

お礼と雑感

ナチ-サンさん、アイビ-さんのお二方には句会運営に大変ご尽力
いただきありがとうございます。
また、小生の拙い句に選評をいただきまして重ねて厚くお礼申し上
げます。
小生、俳句の道に入って25年になります。誘っていただき、ご指導
いただいた方はホトトギスの同人でした。このため花鳥諷詠の作句を
基本として指導を受け、「時事句」や「取り合わせ句」はあまり評価
されませんでした。
しかし、花鳥諷詠にこだわるとどうしても類句類想に陥ることが多く
物足りなさを感じるようになってきました。
 このため、最近になって、「季語・季題」の持つ歴史的背景や文化
的、科学的知見を最大限に生かせる二物衝撃型の作句にも挑戦して
います。
 前置きが長くなりましたが、今回、アイビ-さんに取り上げていた
だいた「山吹や然ればノブレスオブリ-ジュ」は正に実験句の一つです。
「ノブレスオブリ-ジュ」の意味はアイビ-さんが述べられている通りで
す。「高い地位や富を持つ人ほど社会への義務や奉仕の責任が大きい」と
言う考えです。
 問題は、季語の「山吹」との関係です。
ホトトギスの歳時記には、植物的な説明だけですが、角川の合本歳時記に
は植物的な解説の他に山吹には多くの逸話があるとして太田道灌の山吹に
まつわる有名な話を紹介しています。
 また、山吹の花言葉は、気品、崇高、金運とあります。このほか、山吹
の花の色が黄金に似ていることから、江戸時代の隠語では賄賂のことを
「山吹」と呼ばれたと言われています。
「ノブレスオブリ-ジュ」は、元々フランスの貴族社会の中で生まれた
考えですが、今を生きる私たちにとって個人レベルでも組織社会のレベル
でも大事なことではないかと思っています。しかし、現実は国会議員が制
度を悪用して社会保険料を免れたり、障害者のための就労支援制度を食い
物にして助成金を不正受給する福祉法人など嘆かわしいものがあります。
私は、以上の事柄を総合的に踏まえた上で「山吹」と取り合わせた次第です。
 後は、詠み手の想像に任せようとしたのですが、「然れば」の措辞が二物
繋ぐ役割を果たせたのかどうかにも問題があると思っています。

皆さんのご意見をいただき今後の作句に生かしていきたいと思いますので
今後ともよろしくお願いいたします。

                             てつを
 

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てつをさんへ
冒険句と私は言っているんですが、マンネリを意識したときそれを打破するためにも無点を覚悟で実験句を1句は加えて欲しいものです。今回のてつをさんのNO65のこそあど言葉の句などまさにそれで多くの方は戸惑ったと思います。
歴史的文化的(科学的)云々とおっしゃっていますが、もともと句は人格を反映するもので過去の経験が豊かなほど幅の広い句が生まれると思います。私自身、育った環境の中で全くその方面の経験には疎く、能や歌舞伎も舞台で見たことがありません。田舎での人形芝居(安乗文楽)に接した程度です。それでこのような由緒ある背景を持った句に出会った時は戸惑うばかり。でもこれらは全て読者の責任、勉強不足と教えられました。
また、私も伝統俳句の流れですので政治や経済などでへの直接的な批判の句に出会うと違和感を覚えるのも事実です。三重県四日市に川柳をしている親友が居て今年処女句集(匆匆・そうそう)づくりのお手伝いをしました。さすが川柳は突っ込みが鋭く一刀両断、俳句ではそうはいきません。
★プーチンとトランプ娑婆の困りもの/ブーチンと習近平に足らぬ笑み/虐殺をフェイクと嗤う独裁者
 こちらは川柳に任せて、詩的要素を少し加えた薄味の、即かず離れず季語とのせめぎ合いを楽しみたいと思っている昨今です。

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楽しく読ませていただきました。ノブレスオブリージュが分からなかったのですが、意味を読ませていただいて納得。アメリカでもビル・ゲイツや有名人は多額の寄付をされています。一応日本のふるさと納税もその類ですよね。それと山吹です。そういえば、越後屋がお大官様に山吹色の菓子の賄賂を渡し、そちも悪よのう。という場面を思い出しました。二物衝撃とか俳句は新人ですので、分かりませんが、魅力的でcoolな取合せだと思いました。
拙い感想ですみません(⁠•⁠ ⁠▽⁠ ⁠•⁠;⁠)

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興味深く拝見しました。特に、隠語で「賄賂」の意味があるとの件は新鮮です。色んな解釈があるものですね。傾聴に値します。

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