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スレッドNo.7595

選句鑑賞

特選 51 登山帽ウェストン碑より動き出し【ラガーシャツ】
上高地の句ですね。上高地いわずにウェストン碑という登山史の象徴をもってこられたこと。
登山の歴史、始動点、山開きの賑やかさも感じられます。付けます
靴音ひとつ霧へ溶けゆく  かをり

17 歓声はきっと缶蹴り夏木立【弥生】
「きっと」という言葉に想像の余地が残されています。
だからこそ読者もまた、自分の記憶の中の缶蹴り遊びを呼び起こしながら句の世界に入ることができます。

75 耳遠き夫に老鶯届く今朝【森野】
生活の中でふっと立ち上がる“音と老い”でしょうか。
「耳遠き」と「届く」が対が綺麗で、良き御夫婦の朝を捉えております。

30 白壁に青田広がる散居村【ちとせ】
景が確か。安定した写生句ですね。
散居村で完成しすぎている感がありますので、砺波村とか、具体的な地名だと映える気がします。

90 数独を競ふ夫婦や走り梅雨【ヨヨ】
夫婦の静かな競い合い、現代生活の切り取りが自然ですね。
夫婦関係の温度も出ている、この句も良き御夫婦がうかがわれます。

58 なみなみと注ぐ地酒や江戸切子【弥生】
「江戸切子」を選んだセンスが、この句の格を上げています。
満ちる液体と光を刻む器の対比、やで切ったのが効いております。

49 剥く手間も美味しさのうち夏蜜柑【ヨシ】
私はせっかちなので、面倒な食べ物は疲れます。むきえび、蟹ですら。
この句の良さは理屈抜きの実感です。誰にも分かる言葉でまっすぐ表現した一句。もう憶えました。

86 老鶯をしかと聞きたる木立かな【岩宮】
目立つ句ではないかもしれませんが、自然との交感を率直に詠んだ一句。
点数が伸びなかったとすれば、「老鶯」と「木立」の取り合わせが予定調和に。ええ、無理に意外性をさがすことはないです。

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かをりさん、夏蜜柑の句を鑑賞していただきありがとうございます(⁠^⁠^⁠)
これは、かをりさんの仰る通り実感そのものです。うちの家族は夏蜜柑を剥いてまで食べませんが、剥いておけば食べます。夏蜜柑って他の蜜柑より野生味が溢れていると思うのです。それはやっぱり剥きながら食べる事で増し夏蜜柑をダイレクトに感じて食べられるのだと。なので是非剥いて味わってみてくださいね。

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かおりさん!
  ウェストンの句鑑賞ありがとうございます。
  5月31日から上高地に行ってきまして私たちはウオーキングでしたが
  たくさんの登山者がたぶん槍ヶ岳や穂高に向かって行きました
  そんな風景を詠んでみました天候にも恵まれ最高の旅でした。

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かをりさん、
缶蹴りの句と江戸切子の句の鑑賞ありがとうございます。

缶蹴り、今の子供たちもするのでしょうか?
アルミ缶ではあの「カーン」と響く音もないし、そもそも蹴ったらグシャっと潰れてしまいますね。

江戸切子、
実は、始めは「切子」が季語とは思っておらず取り合わせの季語を探していました。
また一つ勉強した次第です。

弥生

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