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スレッドNo.858

自句自解

 2 サッカーの決勝の笛泪噴き 1 
 昨年のラグビームードから一転今年はサッカーブーム。ドイツ、スペインのチャンピオン経験国を破るなどベスト8の壁は破れなかったものの日本の実力を見せつけた。他にサッカーの句はふうりんさんのカタールの句のみだったが残すは今夜準決勝のフランス対モロッコ戦と決勝戦のみ。フランスの連覇かメッシのアルゼンチンかそれともダークホースのモロッコか。興味は尽きない。スタンドの歓喜と選手の雄たけびそして涙に感動した一句。 必見・・・15日早朝、3時45分。NHK総合。

23 断捨離も半端に終はりしぐれけり  4
 何年か前から意識し始めた断捨離。書籍類はほぼ処分したが全集もの(子規全集など)と俳誌のみ残った。最後まで迷った写真はほぼメモリーカードに保存、写真はアルバムから剥がして袋に。手紙類は故人のものは主なもののみ残し年賀なども処分した。年賀と言えばほぼ当初の半分に減り今は300枚ほど、一方的な三分の一は今年は辞めようか迷っている。先日82歳になる養護学校時代の教え子から(24歳の時22歳・脳性小児まひ)「あの世の住所は不明です」の但し書きで本人からの訃報が届いた。8月15日での人生のゴールと。参った。なるほど断捨離もこのくらい徹底しないとダメか。

36 冬ざるる地球人口八十億 
 先日地球人口が八十億人を超えたとのニュースが流れた。百億を超えるのも時間の問題だそうだ。ただ限界を超えると歯止めがかかるとか。問題は水の確保と食糧事情。地球温暖化とそれに伴う異常気象。多発する地殻変動、大規模山林火災、また一向に収まらない新型コロナウイルスの蔓延。加えてアメリカに発するインフレなど経済恐慌への危惧。核戦争など人為的なものを別にしても枚挙に困らない。一方、AIなどの発達による進歩も目覚ましい。ドローンをきっかけに空飛ぶ車など数年先には実現するとか。月や火星など宇宙への進出も夢物語ではない時代。何が起こるかもう少し生きて見定めたいものだ。

51 四季桜咲き紅葉散る和紙の里
 四季桜は春と秋に咲くようだ。春に訪れた熱田神宮でも見かけた。大府ウォーキングコースにも数本ある。この秋に通りかかった子供たちに、「この花何?」と問いかけたら一斉に「桜」と。「今の季節は?」には「秋」。再び「桜はいつ咲く?」には顔見合わせて「春」と。そこで「四季桜」についてのノウハウを。この句はそのままで、小原村の映像をテレビから切り取ったもの。

91 冬の馬場栗毛靡かせ返し馬 1
 最近外へ出られなくなりテレビでの取材が多くなった。これもその一句。昔の「雪跳ねて勝ち馬息を整へず」を思い出しながらの句。競馬など無縁で馬券など買ったことも無い。馬場には一度だけマラソンで名古屋の競馬場が会場になった時行った。その折、係り員にゼッケンの留め金の確認をされたこと、スタートで馬場を半周したが思いの他砂がめり込み走りづらかったことなどである。「返し馬」なる言葉も初めて知った。それまで大人しかった立ち上がった馬の表情がしっかり映し出され心に残った。

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尾花さまへ
 お心に掛けていただき有難うございました。
返し馬は、出走前に観客に馬体を見せ(馬券を買う参考?)るために馬場を歩かせますが、全て見せるため反転し向きを変えることのようです。この句の場合、何故か抗って立ち上がりました。出走前の緊張でしょうか。その様子を詠んだものです。美しかったです。

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91冬の馬場栗毛靡かせ返し馬
競馬はよくわかりませんが、乗馬体験の出来る所などで、馬が仕事を終え厩舎へ帰る途中なのか、栗毛を靡かせ意気揚々と歩いている姿を思い浮かべ、とてもいい句だと思いいただきました。

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