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スレッドNo.234

大学1年息子が部活練習で先輩から叱られる

Q0401
 大学1年生の息子がサッカー部の練習でいつも4年生の先輩から叱られている。息子は、「いつも僕ばっかり怒られている」と言ってきます。私は「4年生は神みたいな存在だから、さからえないよ」と言ってしまいました。これって縦関係ですね。横関係になるようにはどのように助言したらいいでしょうか?

A0401
 助言してほしいの?息子は。「学校で僕ばっかりいじめられる」とゆうて、母ちゃんになんか助言してほしんやろか。もしも助言してほしいんだったら、この子、ライフスタイルに問題あるんです。大学生でしょ。自分で決めるでしょう。「ああ、大変やね」と言ったら終わりやんか。
 親子であれ夫婦であれ、話し合いというのは3つのレベルがある。第一レベルは「おしゃべり」。何であれ人間はいろんなことをしゃべり合って、僕たちは仲間だよね、友だちだよねと確認したい。女の人たちがどうでもいいことをしゃべって、世の中なんも変わらんことを何のためにやっているかというと、「私たち友だちだよね、敵じゃない仲間だよね」ということをやっている。男はわりとしゃべらなくて味方か敵かもわかる。女は顔と腹と違う。顔はニコニコしていて、腹は何考えているかわからない。しゃべり合って「味方よね」と言っておかないと危ない。だから女性はたくさんしゃべる。それは合目的的です。理由がある。おしゃべりは親子間でも大事で、おしゃべりできない関係になっているのは病的です。まあ、高校生や大学生の息子がお母ちゃんとしゃべるネタってそんなにないけど、仲良かったらこうやってよくおしゃべりをしてくれる。これは病的でない親子関係の証拠ですから、「ああ、大変やね」と言っておいたらいい。
 二番目は大事な「相談」。「サッカー部辞めようかな。お母さんどう思う?」と言ってくれば、これは相談を持ちかけられているから、何か言います。「なんで辞めよう思うの?」と聞いてみたら、「いじめてくるから」とか言います。息子がサッカー部を辞めるかどうかは、たとえ相談されても子どもの課題です。結末は全部子どもの身に降りかかりますから、こっちが決めるわけにはいかない。「ああしなさいこうしなさい」と言えない。話を聞いているうちに自分で決めるでしょうと思って、「なんで辞めようと思うの?」「辞めたらどうなるの?」「やめないで続けたらどうなるの?」と話を聞いてあげることで相談したことになると思う。
 三番目は2人が感情的になって喧嘩している状態から抜け出す訓練をする「葛藤の解決」。人間一緒に暮らしているとどうしてもカチンとくる。みんな違いますからね。そのときに、喧嘩をするのは動物レベルです。そこから人間レベルになって、喧嘩するのを「おっとストップ!」と抜け出す特殊な練習をしないといけない。葛藤解決をやらないといけない。この3つのレベルで人間の話を考えます。
 このサッカー部で先輩にいじめられたというのは、どう考えても第一レベル、雑談レベルです。ということは雑談レベルで答えればいい。向こうは何も答えを欲しがってないと思う。答え出せないし、「ああそう」と言ったらそれで十分です。今この人は私に何か深刻な相談をしているのかな?そうじゃないのかな?と考えないといけない。もしわからなかったら、「それは深刻な相談?それとも雑談?」と聞いてみればいい。「雑談」と言うと思う。(回答・野田俊作先生)

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