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スレッドNo.23

論語でジャーナル

25,子曰く、吾の人に於けるや、誰(たれ)をか毀(そし)り誰をか誉(ほ)めん。如(も)し(もし)誉むる所の者あらば、それ試みる所あらん。斯(こ)の民や、三代の直道(ちょくどう)にして行う所以(ゆえん)なり。

 先生が言われた。「私が人々に対するときには、誰かを褒めて誰かを非難するということはしない。もし褒めるべき人物がいれば、何かをやらせてその実力を試してみてからである。この村の人民は、理想政治が行われた夏・殷・周の三代以後変わりなく、まっすぐな道に従って生きている人たちである」。

※浩→ここは難解だと貝塚先生は述べられています。「それ試みる所あらん」を「既に官吏採用試験を受けて採用されている」と解釈するか「その実力を試してみてから褒めるか批判するかを決める」と解釈するかによって変わってくるそうです。迷っても仕方ないので、孔子が郷党(ふるさと)の人たちの「人柄の良さ・誠実な真面目さ」を肯定的に語ったと見ることにしました。「太古の理想に復帰する」というと、まるで『老子』のようですが、孔子も「温故知新」と言うくらいですから、“古き良きものへの郷愁”は大事だと思います。かく言う私も、1993年9月に、勤務校であった岡山工業高校で、アドラー心理学の公開講座を開始しました。今年でちょうど「30周年」を迎えました。津山の地で記念のセレモニーをしていただき、それでもって終了いたしました。ただ、来月からは学校行事としてではなく、私的なボランティア活動として、“お忍び”で月1回実施することにしています。待ってくださっている先生方がいらっしゃるからです。

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